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» 2007年04月09日 16時55分 公開

リラクゼーションの7種の技法:第2回 リラクゼーションのテクニック──身体・感情・感覚 (2/4)

[平本相武(構成:房野麻子),ITmedia]

 あるときから「本は読んでなんぼのものだ」と、考え方が変わりました。今、これが読みたいというものがあっても、カバーを付けていると、どれがどれだか分からない。だからカバーを付けることは止めました。さらに、お風呂で読むときは、本のカバーも全部はがして読みます。はがれてお湯に落ちるとショックですからね。でも、本自体はそんなに濡れませんよ。

 とにかく、大事にとっておいて読まないで終わるよりは、濡れたから読んじゃおう、くらいの気持ちで頭の中に知識として入っていく方がいいのではないでしょうか。

 今はお風呂でも使える音楽プレーヤーやテレビ、ラジオなどもたくさんあります。とにかく、入浴を楽しむようにしてください。湯船に浮かせて使えるアロマキャンドルやバスソルトもいいでしょう。

 入浴剤は、私も凝っていますよ。箱根や別府などの温泉から採取した成分を粉にしたものを使っています。温泉地ではたいてい売っていて、においがリアルです。ただ、お風呂や身体に硫黄のにおいが付いてしまうことがあるのが、やや難点です。また、粉の量を計ったり、きちんと溶かさなきゃいけなかったりと、ちょっと面倒な部分もあります。ストレスにならないように、加減を調整してやってみてください。面倒だと思うときは、やらないように。

 

 サウナも同じです。最近は岩盤浴が流行っていますね。低温で温められた石の上で、遠赤外線で中から温まり、じんわりと汗をかく、というものです。

 それから、何よりも大事なリラクゼーション法は、睡眠をとることです。肝心なことですが、案外忘れられていることですよ。

歌って、笑って、泣いてリラックス

 2つ目は「感情」系です。感情を外に表すタイプと、感情に浸るタイプがあります。外に表すタイプで典型的なのがカラオケです。実は、歌っているときはストレスがかかっているんですが、歌い終わるとすっきりして、リラックスできるかもしれません。

 笑うこともリラクゼーションです。お笑い番組を見る、落語を聞くなどがいいですね。最近は各地にお笑いのライブを見られるところがありますので、行ってたくさん笑ってみてください。もしくは、ビデオやDVDでコメディを見る。これは見慣れたものでいいのです。「やっぱり面白いな」と思って笑えれば、心の状態が変わります。「どの映画が笑えるかな〜」と1時間も2時間もお店で悩むのは、それはそれでストレスになります。「これ、テレビでも見たな」という作品で、「やっぱり面白い!」という感じでいいのです。

 泣くことは、間接的にリラクゼーションになります。レンタルショップでも、泣くための作品を集めた棚がありますね。泣きたい人は選んでみてください。本でもかまいません。泣いてスッキリした後に、リラクゼーションできます。

 余談ですが、現代人、特に男性は感動することがなくなってきています。感動は最終的にリラクゼーションにつながります。子供は感動しますよね。例えば、電車の中。なんてことない町並みなのに、子供はずーっと外を見ている。あれは感動しているんですね。同じ2階建ての家がずっと並んでいるだけの風景を、大人は「何が面白いんだろう」と思う。でも子供はすごく感動するんですね。

 大人は感動しにくいので、ぜひ、意識的に感動する本などを読んでみてください。映画やドラマでもいい。感動するものを意識して探して、観にいってみてください。

五感を満たしてリラックスする――香り、映像、音楽

 五感を満たしたり、イメージに入ったりすることでリラクゼーションできます。例えば、香りを使ってみる。アロマですね。アロマといっても難しく考える必要はありません。確かに、どのオイルが何にいいと、いろいろと能書きはありますが気にする必要はありません。私の一番のお薦め方法は、そういう説明を聞かないことです。お店に行って、なんとなく5〜6本手にとって、いいと思ったら買う。これがミソです。

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