オンラインの利点を生かすイベント共有サービス読者から見たBiz.ID

オンラインカレンダーが流行しない理由について考察した記事には多くのトラックバックが集まりました。オンラインカレンダーは情報のコピー・共有が可能という特徴を生かした、手帳とは違う使い方があるのかもしれません。

» 2007年06月20日 20時39分 公開
[吉田有子,ITmedia]

 社員証ホルダーと一緒に持っておきたいものについて考察した記事「社員証ホルダーと“相性”がいいもの」。ここではホルダーにボールペンをぶら下げてみましたが、ブログ「koeだめ」ではペンポッド(2006年8月の関連記事参照)を付けた様子を紹介しています。これならペン先が出ていて服にインクを付けてしまった――という心配は無用ですね。

 また、記事中で触れた「社員証ホルダーに名刺を入れる」ことについて、ブログ「生きた証を刻め。」は、失くした場合のリスクを指摘。中に入れた名刺で、ホルダーに付けている鍵がどこのものかすぐに分かってしまいます。拾い主によっては、名刺の住所を頼りに届けてくれるかもしれませんが、一方で社内への侵入に悪用される恐れもあります。名刺を入れていてもいなくても、万が一失くした場合はすみやかに届け出るのが重要です。

オンラインカレンダーは流行しない? 筆者が愛用する理由

 記事「オンラインカレンダーがなぜイマイチなのか」では、オンラインカレンダーがいま1つ“流行らない”理由を分析しました。これに対して「ほぼ日手帳」を愛用しているというブログ「ruud's roots r1」では、オフィシャルな場では携帯やPCを取り出して予定を書きこむのは好まれない雰囲気がある、と答えます。

 会議にノートPCを持ちこむのが当たり前の企業と、そのような行動が認められない企業。このあたりは企業によって文化が分かれるところでしょう。予定を決める場でPCに直接書き込めず、いったん紙の手帳に書いたあとPCに転記が必要になるのでは、「紙の手帳だけで十分だ」となってしまうのも必然かもしれません。

 ブログ「Spectator crossing www.」では、記事で指摘された「入力の面倒さ」に同意。解決のために、情報のコピーが容易というオンラインならではの利点を生かす提案をしていました。具体的には、イベントの主催者側があらかじめ情報を登録しておき、ユーザーはクリックだけでイベント入力が可能になるというものです。例としてユーザが入力したイベントを共有できるオンラインサービスの「bloc」を紹介しています

 blocはイベント共有サイトということで、記事でも紹介した「eventcast」にも似ています。blocの特徴は、開発者がイベントにしばしば足を運ぶ人であり、劇団やミュージシャンの公式サイトを作成するなど、情報を発信する側とも近いこと。これによって特定のジャンルについては“濃い”情報が集まっています。インディーズミュージシャンなどが自分のライブ情報などをblocに登録できる「パブリックbloc」も100組以上が利用しています。

 実は、筆者も以前からblocを愛用しています。blocではiCal形式でデータを作成できるので、自分が行きたい美術展などの予定をGoogleカレンダーに読み込んでいます。Googleカレンダーのリマインダー機能を利用して、自分の行きたい美術展の開始日にはメールが届くようにしたり、週末に時間が空いていて「今はどんな展覧会がやっているのかな」と思った時に開催中のものが分かったりします。

 それまでは雑誌やチラシなどから得た情報をバラバラに管理していましたが、blocによってイベントや美術展の情報を一元的に管理できて便利です。例えばblocを知る前は、行きたいイベントや展覧会について「○月○日〜×月×日 △△展」のように手帳に書き込んでいました。しかし、見開き一週間の手帳だと翌週になると目に入らなくなり、そのまま忘れてしまうことも。その点、blocは携帯からもチェック可能なので、外出中でも現在行われている展覧会の把握が可能になりました。

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