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» 2007年06月30日 01時55分 公開

Googleカレンダーも同期──Sunbird&Lightning

バージョンアップを果たしたSunbird&Lightning。Googleカレンダーの内容を表示して、Sunbird&Lightning側で読み書き修正することが可能になっている。

[斎藤健二,ITmedia]

 カレンダーソフト「Sunbird」と「Lightning」(メールソフトThunderbirdに組み込んで使う)に新バージョンが登場した。この2つのソフトの魅力の1つは、Googleカレンダーと同期できる点にある(もう1つの大きな魅力は、メールソフトであるThunderbirdにカレンダーを組み込んで同時に使えることだ)。

 Googleカレンダーを読み込める──というアプリケーションはしばしばあるが、Sunbird/Lightning側で行った変更がGoogleカレンダーに反映されるのは大きな利点だ。

 ではどのように操作したらいいか見ていこう

最初に拡張機能「provider for google calendar」をダウンロード

 SunbirdでもLightningでも、Googleカレンダーとの同期には、別途拡張機能「Provider for Google Calendar」が必要だ。Sunbirdなら[Tools]−[Add-on]から、LightningならThunderbirdの拡張機能としてインストールする。

あらかじめ拡張機能「Provider for Google Calendar」をインストールしておく

 次からの例は、Sunbirdを中心に。

Sunbirdを起動したら、左ペインの「Calendars」タブの中で右クリック。「New Calendar」を選ぶ。
新しいカレンダーの作成メニューが現れるので、「On The Network」を選択
ウインドウを切り替えて、Googleカレンダーを開く。「カレンダーの管理」から、Sunbirdで同期したいカレンダーを選択。「カレンダーのアドレス」から「XML」のアイコンを右クリックし、URLをコピーする。共有設定している必要はない
Sunbirdに戻る。「Provider for Google Calendar」がインストールされていれば、Formatの欄に「Google Calendar」が現れる。チェックして、Locationに、先ほどのURLをペーストする
カレンダー名と色を決める
続いて、自分のGoogleカレンダーにアクセスするためのユーザー名とパスワードを入力
すると画面のように、Googleカレンダーの内容がSunbirdにも表示される。例では、2つのカレンダーを読み込んでいる
ちなみに、Sunbird側で予定を入力すれば、画面のようにGoogleカレンダーにも反映される。既存の予定の一部を修正しても、しっかりと同期されるのはありがたい

カレンダーとしてのSunbird/Lightning

 Googleカレンダーの専用ブラウザとしての使い方も可能なSunbird/Lightning。アプリケーションであることを生かした使い勝手の良さを期待したいが、現時点ではそこまで“使いやすい”というわけではない。

 ドラッグ&ドロップで予定の時間や日付を変更できたり、複数のカレンダーを表示して、重ねて表示できたりするあたりは今風だが、Googleカレンダーで既に可能な機能だ。

 ただしSunbirdでは画面上部の「contain」欄が、Thunderbirdの流れを汲んだアプリケーションであることを感じさせる。これは簡易検索ボックスで、ここに文字を打ち込むと、全予定から検索されてヒットした予定が、下部のリストに表示される。予定をダブルクリックすれば、その予定がカレンダーに表示され、詳細が分かるというわけだ。コンセプトは魅力的だが、筆者のPCで試したところ、動作が遅く、まだ使い物になるとは思えなかった。

 またGoogleカレンダーを見られるといっても、オフライン環境で表示できるわけではないことには注意。Google Gearsのように、オフラインでWebアプリケーションを利用できるニーズが高いのがカレンダーアプリケーションだ。いったん読み込んだカレンダーをキャッシュするなどの対応が期待される。

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