まめに手帳を付けていたり、日頃ブログや日記を付けている方であれば、今年1年間の活動が大体分かるが、筆者をはじめ物ぐさで面倒くさがりな方は、手帳はおろか、ブログや日記も三日坊主に終わってしまうことが多いのではないだろうか。それでも「1年間を振り返りたい」という人は、こんなところを探してみよう。
2007年も残すところあとわずか。そろそろ「1年間を振り返って、来年に生かしたい」という方もいるだろう。まめに手帳を付けていたり、日頃ブログや日記を付けている方であれば、今年1年間の活動が大体分かるが、筆者をはじめ物ぐさで面倒くさがりな方は、手帳はおろか、ブログや日記も三日坊主に終わってしまうことが多いのではないだろうか。
そんな方でも自分の“ライフログ”となる記録は何がしか残っているもの。場合によっては、1年を振り返るだけでなく、年賀状のネタにも利用できそうだ。そんな記録を探す方法をいくつか考えてみたい。
まずGoogleを使ってみる。手っ取り早いのは自分の名前を検索してみること。いわゆるエゴサーチである。この方法は手軽で、ネット上での活動が多かった人にとってみると比較的ヒットしそうではあるが、全員が全員ヒットするわけではない。
もしGoogleアカウントで普段からログインし、Googleの検索を利用しているユーザーであれば、検索履歴を見るのもいいだろう。Googleアカウントにログインしている状態でGoogleで検索すると、検索結果の右上に「ウェブ履歴」とリンクがある。クリックすると自分が過去に検索したキーワードを一覧できる。
さらに左ペインの「統計」をクリックすれば、これまでの最も入力した検索キーワードや月間の検索回数なども分かり、自分の傾向が何となく分かる。「あ、こんなキーワード、確かに検索した」などとニヤけることもできるわけだ。
筆者が結構読み返すのは、送信メールの履歴。多くのメールを受信するがそのすべてを振り返るのは難しい。そこで受信メールに比べて、数が少ない送信メールに注目。受信メールのうち、大事なメールにだけ返信していると仮定すれば、自然と選別されているはず。このメールを読み返せば、1年間を効率的に振り返ることができそうだ。
もちろん会社のメールはビジネスがメインだから、機械的に返答していることも少なくない。一方、読んでいて思わず笑ってしまったり、ほのぼのしてしまうのはケータイメールの送信履歴。見返しているうちに、送信当時の相手にメールを再び送ってしまうのには気をつけよう。ただ、それがきっかけでまたお付き合いが始まる可能性もあるので、あまり神経質になることもないかもしれない。
ケータイつながりでいえば、ケータイのカメラで撮影した画像を振り返るのも楽しい。テキストよりも分かりやすいし、年末のバックアップついでにぜひお試しあれ。
「そんなにメールしない」という人も、買い物ぐらいはするだろう。例えばAmazon.co.jpでは過去に購入した履歴を一覧できる。思わぬ浪費にびっくりすることもあろうが、これも来年への糧にしてほしい。
Amazon.co.jpだけでなく、楽天やYahoo!ショッピングなど複数のオンラインショッピングを楽しんでいる場合は、できるだけ登録するメールアドレスを1つにしておくといい。筆者はGmailにまとめているが、「購入」や「確認」といったキーワードで検索すれば、複数のオンラインショッピングからの確認メールを一覧できるのだ。
ほかにも1年を振り返る方法はありそうだが、ひとまずここまで。もしいいアイデアがあれば、トラックバックなどを通じて編集部まで教えてほしい。
1年間を振り返る“ライフログ”を探す方法 | |
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自分の名前で検索する 検索履歴を使う |
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メールやケータイメール | 送信履歴を見る ケータイは画像も確認してみよう |
Amazon.co.jp | 購入履歴を確認する |
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