ユニークなブックカバー紹介の第3弾。今回は、ハードカバーのブックカバーを紹介する。
今回紹介する「ブックボックス」は、ハードタイプのブックカバーだ。文庫本にこのカバーを装着することにより、いわゆるハードカバー書籍と似た体裁になる製品である。ハードカバーと聞くと、重い、かさばるといったデメリットが思い浮かぶ人が多いかもしれないが、文庫本サイズにまで小さくなると、これが逆にメリットに早変わりする。
具体的には、普通の文庫本であるにもかかわらず、ハードカバーのように机上に置いて読むスタイルに対応できることだ。一般的なハードカバー本はそこそこの重量があることから、机の上もしくはヒザの上に本を置き、ページとページの間を指で押さえるようにして読まれることが多い。逆に文庫や新書などはこうした読み方にはあまり向いていない。片手もしくは両手で宙に浮かせた状態でホールドする読み方が主だと思われる。
本製品を文庫本に取り付けると、従来の文庫本のように宙に浮かせた状態で読むことも可能なほか、机やヒザの上に置くハードカバー的な読み方にも対応できるようになる。その時の気分やシチュエーションによって、どちらのスタイルでも読書を楽しめるメリットが生まれるのである。特に前者の場合は、表紙が固いために片手持ちの状態でも安定性が高いことが特徴だ。
もう1つのメリットは、カバンの中での収まりがよいこと。マグネット式のホックで端がしっかりとロックされるため、カバンの中でページが開いてしまい、ページが折れるといった事故も防げる。また、ボックス型の形状であるため、カバンの中での定位置が確保しやすく、ケータイや携帯ゲーム機、PDAといったデジタルガジェットと混在させてカバンの中に入れる際の相性も非常によい。
使い始めてすぐは表紙の固さに違和感を覚えるが、慣れてみると一般的なブックカバーにはない独自のメリットが見えてくる。カラーや柄が豊富にあるので、ギフトなどにもよいかもしれない。本を大事に保護したい人におすすめしたい一品だ。
製品名 | 実売価格 | 発売元 |
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ブックボックス オレンジ | 882円 | コナリスエンタープライズ |
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