3人に1人が「自分の常識に自信がない」。調べるのはインターネットで

ビジネスパーソンの3人に1人は、自分の常識に自信がない。常識を身につけるためにネットを使い、常識に不安があったらネットで調べる。ソフトバンク・ヒューマンキャピタル調査より。

» 2008年05月29日 21時57分 公開
[斎藤健二,ITmedia]

 ビジネスパーソンの3人に1人は、自分の常識に自信がない。「自信がある」と答えたのは全体のわずか4.3%。ビジネスパーソンに対するアンケート調査で、こんな結果が出た。

 この調査はソフトバンク・ヒューマンキャピタルが同社のイーキャリア プラスにて、5月24日から25日にかけて20代〜30代のビジネスパーソン400名に対して行ったもの。

インターネットは常識の「情報源」に

 「自分の常識に自信がありますか?」というアンケートに対して、「自信がある」「割と自信がある」「どちらかといえば自信がある」と答えたのは全体の67%。3分の1は不安を持っている。常識の不足や間違いで困ることや失敗することも、58%が「たまにある」と答えた。

 常識を身につけるために実施していることは、1位が「インターネットでの情報収集」(52%)で、2位が「雑誌・書籍から身につける」(49%)。3位に「新聞を読む」(33%)が入った。また、常識に自信がない場合にどのように解決するかという問いにも、1位が「インターネットで調べる」(89%)、2位が「同僚や友人に聞く」(42%)、3位が「専門書やノウハウ本を読む」(35%)と、インターネットの活用比率が高かった。

 常識に自信のある分野、自信のない分野としてあがった項目は下記の通り。

  自信のある分野 自信のない分野
1位 時事ネタ(42%) 作法マナー(49%)
2位 日本語の使い方(34%) 日本語の使い方(40%)
3位 流行(27%) 海外情報(37%)
4位 最新キーワード(25%) 経済(37%)
5位 ビジネス用語(23%) 日本の文化歴史(35%)
6位 日本の文化歴史(22%) ビジネス用語(34%)
7位 作法マナー(20%) 流行(23%)
8位 経済(18%) 時事ネタ(23%)
9位 海外情報(16%) 最新キーワード(15%)

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