フロントライン、データを暗号化できるバックアップソフトの新版

フロントラインは、ファイルやメールデータのバックアップソフト「データバックアップマスター 7」を発売する。バックアップデータを暗号化してパスワードをかけることで、安全性の高いバックアップが可能だという。

» 2008年08月20日 20時00分 公開
[杉本吏,ITmedia]

 フロントラインは9月19日、ファイルやメールデータのバックアップソフト「データバックアップマスター 7」を発売する。ダウンロード版(3360円)、アカデミック・パブリック版(3780円)、パッケージ版(4935円)を用意する。Windows Vista/XP/2000で使用できる。

(左)オプションのバックアップ先の指定画面で、暗号化イメージファイルを暗号化するかどうかを指定できる。(右)スケジュールを指定しての自動バックアップ機能も搭載

 バックアップファイルは独自形式のイメージファイルとして保存され、データバックアップマスターの画面上で指定することで復元できる。オプション画面で設定すれば、イメージファイルをAES形式で暗号化しての保存が可能で、設定したパスワードを入力してロックを解除しなければ復元できない仕組みだ。これにより「安全性を確保した上でのバックアップが可能」(フロントライン)だという。

 バックアップを取るデータはフォルダ単位で指定でき、イメージファイルからは個別にファイルを取り出すことが可能だ。メールデータもバックアップでき、Outlook/Outlook Express/Windowsメール/Beckyに対応する。また、USBメモリ内にフォルダを作成してバックアップデータを保存し、PC側のデータと同期する機能も搭載した。

 通常の手動でのバックアップのほか、スケジュールを指定しての定期的な自動バックアップや、データの差分だけのバックアップにも対応。コマンドラインからもバックアップを実行できる。

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