コクヨS&Tは9月18日、罫線に一定の間隔でドット(点)が入ったノート「ドット入り罫線シリーズ」を発表した。10月10日に発売する。価格は157円から。
文藝春秋とフリーライターの太田あや氏との共同研究により、東京大学に現役で合格した生徒が使用したノートを元に開発したもの。横罫に等間隔のドットが入ったノートで、ドットを目印に書き込むことで、文字の大きさや文頭の位置をそろえやすい、図形や表が書きやすい、資料を真っ直ぐに張り付けられる――など、ドットに合わせて美しく記入できることが特徴だ。
共同研究では、多くの現役東大合格生は、書き出しをそろえたり、内容ごとに書く場所を決めたり、後で読み返ししやすいように美しく記入するよう工夫をしていたことが分かった。また、文字だけでなく図表を書きこんだり、プリントを張ったりする用途も想定して「汎用性」も重視。ノートのレイアウトよりも、自然な感覚で書き込めるよう罫線にこだわったという。
ラインアップは「キャンパスノート(ドット入り罫線)」(セミB5サイズ、157円)、「キャンパスルーズリーフ(ドット入り罫線)」(B5サイズ、273円)、「ツインリングノート(ルートマップ柄)(ドット入り罫線)」(セミB5サイズ、262円)の3種類。それぞれ罫線の幅(6ミリ/7ミリ)を選べるようになっている。
なお、ドット入り罫線シリーズの発売に併せて、研究の成果をまとめた書籍『東大合格生のノートは必ず美しい』(太田あや著、文藝春秋刊)も発売。ドット入り罫線ができるまでなどを収録しているという。
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