W-SIM搭載で「どこでもWi-Fi」 小型モバイルAPをウィルコム、バッファロー、三洋が開発

PHS回線を介して無線LAN機器をネット接続できるようにする携帯型アクセスポイント「どこでもWi-Fi」をウィルコム、バッファロー、三洋電機が共同開発。来年春をめどに発売する。

» 2008年10月09日 13時31分 公開
[ITmedia]
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 ウィルコム、バッファロー、三洋電機は10月9日、PHS回線を介して無線LAN機器をネット接続できるようにする小型アクセスポイント(AP)「どこでもWi-Fi」を共同開発し、2009年春をめどにウィルコムから発売すると発表した。

 W-SIMを搭載し、PHS回線を通じて無線LAN対応機器がネット接続できるモバイルAP。70(幅)×110(高さ)×30(奥行き)ミリ、約270グラム(同梱電池含む)と小型軽量。無線LAN対応の携帯型ゲーム機などでネット接続が可能になるとしている。

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 IEEE 802.11g/bに対応する。W-SIMは、W-OAM対応のアルテル製「RX420AL」で、最大通信速度は204Kbps。

 バッテリーは三洋電機の充電池「eneloop」の単三形×4本を採用。通信デバイスとしては初という。専用充電器とセットで同梱する。

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 価格などは未定。「東京ゲームショウ2008」(10月9〜12日、千葉・幕張メッセ)のモリゲームズのブースでプロトタイプを展示する。

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