Picasaウェブアルバムが刷新 顔認識によるタグ付け機能などを日本語化

Googleは、画像共有サービス「Picasaウェブアルバム」を刷新し、顔認識技術を用いた写真分類機能などを日本語化した。

» 2008年12月17日 21時00分 公開
[杉本吏,ITmedia]

 Googleは12月16日、画像共有サービス「Picasaウェブアルバム」を刷新し、顔認識技術を用いた写真分類機能などを日本語化した。同時に、画像管理ソフト「Picasa 3.1」の日本語版も公開した。

 「名前タグ」機能は、写真に写った顔を顔認識技術によって自動で分類し、同一人物の写真にまとめてタグを付けられる機能。人物別にスライドショーを作ったり、メールを送って画像を共有したりといった作業が簡単に行える。これまでは9月に公開した英語版で利用できたが、今回日本語を含む38カ国語に対応した。


 Picasaウェブアルバムの刷新と同時に、「Picasa 3.1」の日本語版も公開。「ウェブと同期」ボタンをクリックして画像やフォルダをPicasaアルバムにアップロードすると、それ以降にPicasaで画像を編集したときに、編集内容が自動でWeb上のデータに反映される。

 また、関連付けした画像をプレビューできる「フォトビューア」アプリも、Picasaと同時にインストールされるようになった。Picasaを起動していない状態でもすばやく画像を表示し、簡単な画像編集やアップロードなどが行える。

(左)「ウェブと同期」ボタンでアップロードすると、PicasaとPicasaウェブアルバムで同期を取る。(右)「Picasaフォトビューア」で画像をプレビューしたところ

 このほか、写真、動画、音楽を組み合わせてムービーを作成する機能や、染みや傷のある写真を修正できるレタッチツール、テキストやウォーターマークの追加など、さまざまな編集機能も日本語化して追加された。

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