仕事の相棒に欠かせないノートPCを、「ポケットに入るPC」と話題のVAIO type Pに切り替え中の記者トヨシマ。このPCを息ピッタリの相棒に育てていく“調教”記(?)をつづります。
こんにちは。Biz.IDのトヨシマです。以前PC用カバン選びの記事でも述べましたが、日々、記者として取材したり記事を書いているトヨシマにとってノートPCは大事な相棒。肌身離さずB5サイズのThinkPad X41を持ち歩いています。が、やはり重いのですよ。遂にミニノートPCデビュー? でも画面が小さくて見づらそう……と二の足を踏んでいたある日のこと。
会社に行くと、「君にはこのPCがピッタリ。さあ使いなさい」と、手紙を添えた細長いPCが机に置いてありました。濡れたように光る表面には「VAIO」のロゴが。なんと「ポケットに入る」と話題のVAIO type Pだったのです。
小ささ、軽さに加え、極細ラインも見える画面の精細さ、長めの爪でも打てる軽いキータッチにすっかり“ヤラれ”たトヨシマは、このPCをピーの助と名づけ、新しい相棒にすることにしました。
でもピーの助はちょっぴり困り者です。まず、いくら高精細とはいえ、画面サイズが8インチと小さいので、文字が小さすぎて読めないのです。困っていると「文字を大きくする」というタイトルの、こんなメールが届きました。
コントロールパネル内「個人設定」―「フォントサイズ(DPI)の調整」の順に開く。そのまま「続行」をクリックすると「DPIスケール」という画面に。「大きなスケール(120DPI)」を選択、再起動する」
どうやら文字が大きく見える設定のようです。試してみたらすごく見やすくなりました!
何より、トヨシマが困ってしまったのはキーボード中央の“丸いポッチ”。矢印の位置を操るポインティングデバイスのことです。ThinkPadX 41も同じようなポッチが付いていましたが、ピーの助のそれは動きが軽すぎて、今までの距離感覚で触ると、止めたい地点を通りすぎてしまいます。
実は旧相棒とは[Ctr]キーと[Fn]キーが逆のため、コピペするつもりができていなかったりしたことがありました。でもそれは3日も経つと慣れたのです。でも、この丸ポッチだけは……。すると再び1通のメールが! 今度は「ポインティングデバイスの設定」というタイトルです。
コントロールパネル内「マウス」―「マウスのプロパティ」―「ポインタオプション」の順に開く。「遅く」と「速く」とある速度バーの目盛りを「遅く」の方へ移動させる。
やはりメール通り設定すると……丸ポッチの動きがゆっくりになって操作しやすくなったのですよ。
というわけで、『コントロールパネル』内で調整すれば、好みのPCにできると知ったトヨシマは、「よし、明日はこの子を外に連れて行こう!」と、ピーの助をバッグに入れたのでした。【つづく】
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.