1日目 キーボードにいきなり戸惑ったポメラで書くポメラ日記

キングジムが発表するやいなや、何かと話題の「ポメラ」――。どうやらBusiness Media 誠編集部のヨシオカさんの心も動かした模様。「ポメラで書くポメラ日記」の始まりです。

» 2008年10月22日 17時30分 公開
[吉岡綾乃,ITmedia]

 こんにちは、Business Media 誠編集部のヨシオカです。キングジムが発表するや「乾電池で動くテキスト入力マシン!」「ATOKが使えるモバイルワープロ!」などと何かと話題のこのポメラ。ネットの反応を見ていても「気になる!」「クリスマスプレゼントに欲しい!」と気になっている人はたくさんいる様子。

 かくいうヨシオカも、コンセプトにすっかりしびれちゃった1人です。Biz.IDの記事を読んで大興奮。発表会でサンプルを入手してきたBiz.IDのT記者に「見せてー、触らせてー!」とお願いしたところ「いいですよ」とあっさり快諾をいただきました。

 実物を見ると、手に馴染むサイズ&重さ、写真で見た感じよりも意外と高級感のある仕上がり。しかも、キーボードが開くというギミックがまたたまりませぬ。がっしりハートをわしづかみされ、「ぽ、ぽめらちゃんかわいい……」とすっかり萌えてしまった私は、「記事、協力してくれますよね?」というT記者のささやきにうなずくしかなく、すっかり手なづけられちゃった次第。

 そんなわけで、急遽Biz.IDへ出張してきたヨシオカのポメラ日記、スタートです。今回自分で決めたルールは「原稿は必ずポメラで書く」こと。しばらくの間、毎日ポメラの感想を掲載していきますので、おつきあいくださいませ。

ポメラで書くのが条件なのだ

初日、いきなり戸惑った

 借りてきたポメラを初めて触ろうとして、いきなり戸惑った。フタを開け、キーボードを開こうとすると、引っかかってしまうのだ。「このまま、力ずくで引っ張るの? でもバチンと割れてしまいそう……」と悩んでいたら、T記者が「左がスライドするので、端を押さえてたらダメなんですよ」と教えてくれた。

 言われた通りにキーボードを押さえていた左手をずらすと、あっさりキーボードオープン! ああ、こんなに単純なことだったとは……(恥)。

ポメラの開き方。(左と中央)液晶を開いて、本体左側のボタンを押す。(右)この時、左側を手で押さえているとキーボードが突っかかって開かないので注意

キーボードを押してみたところ

 文字を打ってみた第一印象は、「キーボードが浅い!」。普段、デスクトップはRealforceの、ノートPCThinkPadの深めキーボードに慣れている私には、Let's noteに合わせたというポメラのキーボードはかなりキーストロークが浅く感じるのです。「あまりガンガン叩くと突き指しちゃいそうだから、ペチペチ打つ感覚を身につけなくては……」と決意。

 また、キーの横幅に比べると縦幅が狭い変則的な形状なので、これにも慣れが必要そう。Let'snote Rシリーズのキーボードに似てるというけれど、元RユーザーのT記者をもってしても「これはちょっと違うんじゃないか」というご意見。まあでも、きっと使っていくうちに慣れるよね、とここは楽観的にいくことにしました。

 もう1つ、キーボードで心配なのが、打つと少々たわむところ。特に、キーボードを開いた右側が気になります。右側の裏には支えの足が伸びるようになっているのですが、これを伸ばしてもちょっとたわむんですよね。

(左)キーボードの裏側はこんな感じ。(中央)支えの足が伸びます。(右)それでもたわむような気がして……

会議のメモ取りでデビュー

 せっかくポメラを借りたので、会議に持っていってこれで議事録を取ってみることにしました。果たして初めて使うポメラで、私はちゃんと議事録を取れるのか……? 続きは明日、ご報告しますね。

 →2日目 議事録書きには“3日”で慣れる!?

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