昨日、初めてポメラで書いた原稿をアップしたわけですが、公開されている記事を見て、思わず赤面してしまいました。
「です」「ます」と、「だ」「である」と、文末が混在している……(恥)。
「せっかくポメラで書いてるんだし、日記と銘打っているんだから、できるだけ元原稿に手を入れないほうがいいよね」ということで、昨日の記事はほぼ生原稿のままで掲載してもらったのです。正直、初日は慣れないキーボードで長文を書くのに必死で、普段だったらありえないミスをしてしまいました。告白ついでにもう1つ書くと、「うなずく」が「うなづく」になってるし。これもありえない。「どんだけ必死だったんだ、私」と、思わず苦笑してしまいました。
さて、前回の記事で予告した通り、試用を始めて10分も経たないポメラを無謀にも会議に持っていき、議事録を取ることにした私。どうだったかというと……。
さすがにこのときはキツかったです。普段の議事録はノートPC(ThinkPad)で取っているので、必要な発言もすべて打ち込めるのですが、このときは1つの話題ごとに要点を数行ずつ書くのが精一杯。
慣れない上に急いで打っていたので、苦戦したのがATOKのちょっとしたくせでした。ポメラはFEP(あれ? もしかしてIME?)としてATOKを積んでいるのですが、Windows版のATOKとちょっと動作が違うところがあるんですよね。
例えば、変換候補を選ぶとき。「へんかん」と打ってスペースキーを押すと「1.変換」「2.返還」「3.へんかん」「4.ヘンカン」……と変換候補が表示されるのですが、Windows版ATOKだとこのとき数字(例えば[2]キー)を押せば「返還」と確定されます。しかしポメラのATOKで[2]キーを押すと、「返還2」(2は未確定状態)と入力されるんですよね。変換候補を選ぶのは数字キーではなく、「カーソルの上下キーが基本」なんです。
あと、変換候補が出ている状態で[Ctrl]+[Space]を押しても変換候補が広いウィンドウで拡張表示されないとか、確定後に[Ctrl]+[Backspace]を押しても変換前の候補に戻らないとか※、細かい動作の違いがちょっとあって、これに気づいて慣れるまでは少々手こずりました。こう書くとどうってことない話ばかりですが、なにしろもう10年以上ATOKを使っているので、手に動作が染み着いているんですよね……。
とはいえ、やっぱりATOKはATOK。変換候補は慣れた感じで出てくるし、ファンクションキーの動作※も同じだし、変換スピードも文句なしだし、ちょっとしたクセにさえ慣れてさえしまえばストレスなく使えます。PCにはWindowsの次にATOKをインストールする私にとって、これは本当に、ものすごく、むちゃくちゃうれしい……。
もう1つうれしかったのが、[Ctrl]+[X/C/V](切り取り/コピー/ペースト)といったWindowsの標準ショートカットが使えること。メニューから選んでも使えるのですが、使い慣れているショートカットキーが使えるのは非常にうれしいポイントです。
ちなみに大苦戦した初日の議事録。その日は疲れて議事録1本をなんとか取り終えた、という感じでしたが、2日目にはだいぶ慣れました(この原稿の1本目も書きましたしね)。触り始めてホントは3日目となる今日は、もう大丈夫。ミスタイプも激減して、わりと普段に近い感じのスピードで文字を打てています。つまり、3日あれば慣れるってことです。
もう時間も遅いので今日はこの辺で。ちなみに今日の記事、取材帰りに夕飯を食べながら書きました。ここまで書いた所用時間は、スパゲティ1皿食べながらで約40分。まあまあのスピードと言えるんじゃないかな?
では、続きはまた明日!
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