操作パネルから直接印刷、スキャン文書をPDFに――キヤノンの複合機向けソフト

ハイパーギアは、キヤノン製デジタル複合機「imageRUNNERシリーズ」の操作パネルから、スキャンした文書のPDF変換などが行えるソフト「HGPscanMFP for MEAP」を発売する。

» 2009年04月09日 17時58分 公開
[杉本吏,Business Media 誠]

 ハイパーギアは、キヤノン製デジタル複合機「imageRUNNERシリーズ」の操作パネルから、スキャンした文書のPDF変換などが行えるソフト「HGPscanMFP for MEAP」を5月下旬に発売する。導入先企業の複合機台数などによるが、価格は約30万円〜200万円程度。動作するサーバはWindows Server 2003/2008。利用にはIIS 5以上やPHP 5.2、JRE6.0が必要。


 HGPscanMFP for MEAPは、複合機の操作パネルから、ファイルサーバ上に置いた文書ファイルの印刷、スキャンした紙文書のPDF変換などを直接行えるソフト。作成するPDFファイルに「印刷制限」「閲覧有効期限」「ダウンロード制限」などを設定できる機能も備えている。付属の「QRコード生成ツール」で作成したラベルを貼った原稿では、スキャン時にQRコードを読み取り、自動で保存フォルダへの仕分けやファイル名のリネームなどが可能だ。

 ハイパーギアは「複合機のパネル操作でファイルを印刷できるため、いちいち自席のPCに戻ってアプリケーションを起動し、印刷指示をする必要がない。印刷指示をした場所で出力を受けとるので、取り忘れや取り間違いなどの問題も防げる」としている。

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