ちまたに数多くあふれているビジネス書。高年収者たちはどんなビジネス書が役に立つと思っているのだろうか。ビズリーチ調べ。
ちまたに数多くあふれているビジネス書。日々の仕事で悩むビジネスパーソンが書店で購入する姿をしばしば目にするが、高年収者たちはビジネスで成功するためにどんな本がオススメだと思っているのだろうか。
ビズリーチの調査によると、年収750万円以上のビジネスパーソンに「ビジネスで成功するためにオススメの本は?」と尋ねたところ、トップはスティーブン・R・コヴィー著『7つの習慣―成功には原則があった!』だった。オススメの理由を聞くと、「ビジネスだけでなく人として成長するための基本原則が述べられている、人生・ビジネスの指針となる本」「単なるテクニックや方法論でなく、考え方や習慣を根本的に変えていくことが本当の成功につながる」などが挙がった。
2位は「マネジメントの基本中の基本が書かれており、本質が分かる。その時々で読み返してみると新たな発見もある」というピーター・F・ドラッカー著『マネジメント』、3位は「ビジネスで成功するには、人をどう動かすかにかかっており、本書では、人に対する普遍的な基本姿勢を教えられる」というデール・カーネギー著『人を動かす』だった。
5位は孫武による『孫子(孫子の兵法)』、6位は孔子の言葉を集めた『論語』、13位に陳寿著『三国志』など中国の古典が多くランクイン。また、最近のビジネス書では岩崎夏海氏の『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』が18位に入った。
インターネットによる調査で、対象は求人サイト「ビズリーチ」の会員1588人(平均年収1065万円)。調査期間は9月21日から27日。
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