Telepathy Oneは新しいプロダクトです。孫悟空の輪のようなボディにコンピュータ、カメラ、スピーカー、プロジェクターまで入っています。これを使って遠距離の人と意思疎通を図れるのです。しかし、使い方は無限です。
この夢の器具の使い方について、「閉じた情報の中で考えていくのではなく興味のある人達がみんな関わってみんなで使用方法について自由に発想を広げようよ」というのが、イベント後半のメインテーマでした。
そして、Telepathy Oneの未来について発想を広げてくれるエヴァンジェリストを募集し、皆でTelepathy Waveを作っていきたいそうです。井口さんは英語が上手ではないそうです。よってWebサイトなどに掲載する英文はエヴァンジェリストが英訳してくれているのだとか。
ということで、イベント当日は皆でTelepathy Oneを実際に試してみてアイデアスケッチし、共有し合いました。以下がその時の模様です。
この経験を通じて、わたしは今まで散々「広報が、広報が……」と言ってきたわけですが、広報という仕事はなくなってしまうかもしれない、とすら思いました。なぜならば会社の良さやサービスの良さが伝わる時とは、本当にその会社を愛している人、そのサービスを愛している人が語った時だと思うからです。そこに「だって、仕事ですから」という名ばかりの広報がいても、あっという間に不要な存在になるでしょう。
また、これまでのマーケティングの本には「ファンを増やす」などという視点はあったと思います。しかし、1人で楽しむファンよりも「いいよ!」と勧めてくれるエヴァンジェリストはもっとパワフルです。特に今までにないサービス、今までにないプロダクツ……ジョブスのようなあっと驚かせる会社もあるでしょうが、金銭の関係ではない所で、本当に素晴らしいと思ってくれて一緒に考えていける人の存在は本当に大切だと思います。
強いて言うのなら、広報は世の中とのコミュニケーションを担当する役割。よってエヴァンジェリストとコミュニケーションを取り協力しながら、会社を前に向けていくことが必要になってくる、ということでしょうか。すぐにはお払い箱にはならないようです。ホッ。頑張らなくちゃ……。
ということで、今回のイベントについて今回共有させて頂きました。
――あなたの会社には、エヴァンジェリストはいますか?
※この記事は、誠ブログの「誰も書かなかった、広報女子部ログ:テレパシーワンから"エヴァンジェリスト"について考えるより転載、編集しています。
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