さて、Appleが緻密なブランディング戦略を実行していることは超有名です。
この他にもたくさんの戦略をきっちりこなしてきたことで今のAppleがあり、iPhone5s/5cがあるのだと考えられます。国内メーカーの衰退を憂う声も上がっていますが、直営店でのアフターフォローという形がユーザーの満足度を高めたのは否めないですし、端末としての魅力の追及も他の追随を許さない勢いがあります。
携帯ショップで接客をすることは、本当に勉強になります。サービス業としての立ち振る舞いも学べ、最新の機器や情報に触れる事ができ、現場を通じてブランディング戦略の浸透を肌で感じることができます。
最後に、このiPhone騒動の中から私が学んだのは、優れたブランディング戦略は息の長い製品を作るということです。製品の価値は製品そのものだけではなく、人の心に基づいているのだと感じました(※製品が優れているのは絶対条件です)。このiPhoneから学ばないのはもったいない! と心から思いました。
私たちの仕事の中でも、ブランディングを意識するだけで、商品の見せ方も売り方も変わってくるのではないでしょうか? iPhoneをこれから作ることはできなくても、既存のサービスに風穴をあけられるような何かが生まれるかもしれません。頭をしっかりと働かせて、世の中で起こっている事やブームになっていることを見つめていきたいですね。
※この記事は、誠ブログの風を切って走る!走る社長の軽快ブログ:iPhoneから学ばないのはもったいない! 〜華麗なるブランディング戦略と魅惑の端末〜」より転載、編集しています。
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