手帳メーカー老舗のダイゴーは、iPhoneの標準カレンダーやGoogleカレンダーと連携するアプリ「Cal-Sync SPUIT」をアップデート。サイボウズのグループウェア「サイボウズ Office on cybozu.com」にもデータ転送できる新機能を追加した。
多くの日本企業が利用するクラウド型グループウェア「サイボウズ Office on cybozu.com」と連携するiPhoneアプリが登場した。ダイゴーは10月28日、手帳連携アプリ「Cal-Sync SPUIT」をアップデート。サイボウズと連携する機能を追加したと発表した。
Cal-Sync SPUITは、手帳に書いたスケジュールを読み取ってiPhoneの標準カレンダーに転送するiPhone向けアプリ。iPhone標準カレンダーや、Googleカレンダーとも連携する。
本アップデートで、Cal-Sync SPUITで読み取ったスケジュールは「サイボウズ Office on cybozu.com」のスケジュールとも同期ができる。仕事でサイボウズ Officeを使用しているビジネスユーザーは、手帳に書いたスケジュールを別途PCなどから登録する作業が不要となる。
使い方は、「Cal-Sync SPUIT」アプリの設定メニューより「サイボウズ Office on cybozu.com」へのログイン設定を行うと、スケジュール読み取り時に「サイボウズ Office on cybozu.com」へスケジュール登録ができる(cybozu.comが提供するBASIC認証やクライアント証明書による認証にも対応)。
「サイボウズ Office on cybozu.com」のユーザー・グループ・施設マスタを、初回ログイン時および定期的に取得し、複数ユーザーの参加者登録や施設予約にも対応している。
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