オーソドックスな非折りたたみ型の日本語配列キーボード。デスクトップPC用キーボードと比べると、カーソルキーとEnterキーが若干小さいが、通常の文字入力キーは十分な大きさが確保されている。F1〜F10も入力しやすい(F11とF12はFnキーとの同時押しが必要)。Fnキーがキー配列面右上に配置されている点だけは独特だ。
とにかくシンプルな仕様で、音楽再生用コントロールキーや音量調整ショートカットなどもない。ペアリングの上限が1台のようで、Windows機との使い回しがしやすい日本語配列キーボードであることを考えると残念だ。
前回のiOS編で紹介した「K811」の姉妹機。ほぼ完全な日本語配列で、Windowsキーや半角/全角キーを備える。最大3台までペアリングしておき、F1〜F3キーの組み合わせで接続先を切り替えられるのが便利だ。
底面はフラット。ほんのわずかながらキーボード奥側がせり上がっているものの、板状のキーボードをそのままテーブルに置いて使っているという感覚だ。
比較的コンパクトな横幅ながら、右Shift/右Alt/右Ctrlキーがすべてあるのはかなり珍しい。惜しむらくはF1〜F12キー入力がFnキーとの同時押しになっている点。Windowsマシンとの併用がしやすいだけに残念だ。
前回紹介したリュウド製iOS用キーボードを、ほぼそのまま日本語配列仕様に変更した折りたたみ型キーボード。Windowsを意識したキー刻印が施されており、iOS向け機能のショートカットの代わりにF1〜F12などが表示されている。スマートフォン用のスタンドを内蔵するなど、複数端末で使い回すのに便利なデバイスだ。
Fn+Tabキーによる入力モード変更機能にも注目だ。これは英語配列限定のホスト、例えばiOS端末などに接続した場合、キー刻印通りの入力を実現するための補正機能。これを使えば、iOSでもShift+2で「"」を入力できる。
さきに紹介したRBK-3000BTと外観が似ているが、キー刻印やキー配置はかなり異なる。例えば、キーボードの一番左下にあるキーはCtrlだ(RBK-3000BTはFnキー)。英語配列補正のような機能も確認できなかった。
この機種の特徴として、比較的古いバージョンのAndroidでBluetoothキーボードを接続したい場合に欠かせなかったSPPプロファイルをサポートしている点がある。近年、特にAndroid 4.xの世代では、標準的なHIDプロファイルのサポートが進んだため、必要性はなくなってきた。また、Bluetoothのバージョンも2.0で、仕様的には1段階古い。
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