Surface活用でカバンの中身はコンパクト――Microsoft社員の仕事術鞄の中のデジモノ百科

Microsoftの藤本恭史さんは、仕事でもプライベートでもSurface Pro 2をフル活用している。おかげでカバンの中身は軽くなっているというが……?

» 2014年06月23日 16時00分 公開
[flick!編集部,Business Media 誠]
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「鞄の中のデジモノ百科」連載について

『鞄の中のデジモノ百科』 『鞄の中のデジモノ百科』(flick!特別編集/エイ出版社)

本連載は、flick!特別編集・エイ出版社刊『鞄の中のデジモノ百科』から一部抜粋、編集、転載しています。

「あの人の鞄の中はどうなっているのだろう?」と気になりませんか? 月刊誌「flick!」ではさまざまな分野で活躍する人たちの鞄の中身を紹介しています。その連載をまとめたのが『鞄の中のデジモノ百科』。

掲載された選りすぐりの人たちの中から、さらに7人にしぼって紹介していきます。


「なるべく軽くする」がコンセプト

藤本恭史さん

PROFILE

藤本恭史(ふじもとやすし)

日本マイクロソフトWindows本部 業務執行役員本部長。システムエンジニアから一転、同社にマーケティング担当として入社し、今年で16年目。Windows OSの普及に務める。

UIのチューニングが行われたWindows 8.1はアップデート必須とのこと。Windowsストアアプリの中でも「News Bento」「Footballista for Windows」「Jリーグオンデマンド」「LUXA(ルクサ)」を愛用中で、仕事にプライベートに活用している。


 WindowsにOfficeなど、仕事からプライベートまで、パソコンやインターネットに興味があろうとなかろうと、多くの人々にとって欠かせないソフトウェアの数々を提供するマイクロソフト。藤本恭史さんは日本マイクロソフトのWindows本部業務執行役員。前職から約16年前に転職し、マーケティング部門において最初はWordを担当していたそうだが、今では日本におけるWindows OS普及のカギを握る人物だ。社外はもちろんだが、社内へもWindowsの新機能を解説する周知活動などを行ったり、さらにはパソコンメーカーなど、同社の数多くのパートナー企業との商談も行う。Windowsに関して同社が発表会などを開くと樋口社長の後に、新機能の説明役として登壇されるので、各メディアを通し、藤本さんを知っている人も多いのではないだろうか。

aniary「ブリーフトート」 aniary「ブリーフトート」。使用時実測スペックは重量:4.42kg、サイズ:約幅40×高さ30×奥行10センチ

 Windows OSといえば、同社にとって最も大きな事業の1つ。藤本さんの仕事は多岐にわたり、外出も多いので、モバイルデバイスは欠かせない。なるべく軽くというのがこだわりで、その日のスケジュールや仕事に合わせて必要アイテムを厳選し、鞄も変える。今回紹介するのは外出する際の基本セット。タブレット型PC「Surface」があれば、書類のチェックから作成、プレゼンまでこなせる。仕事用ではないが、非常に大切なのが「Kindle Paperwhite」。本がないと不安になるというほどの読書家で、自宅はもちろん、移動中など時間があれば本を読んでいるという。何冊でも持ち歩けて、気になった本がその場で購入できる電子書籍は藤本さんにとってまさにうってつけのデバイスだ。鞄は、アニアリーのトートバッグ。ビジネス然としすぎておらず、ちょうど青系の鞄が欲しかった時に見つけたお気に入りで、7年近く愛用しているそうだ。

Surfaceひとつで仕事もプライベートも兼ねる

左:Microsoft「Surface Pro 2」+「タイプカバー2」+「オリジナルタブレットケース」+「Surfaceペン」。右:SAMSUNG「32GB microSD」
Microsoft「アークタッチマウスSurfaceエディション」+ドスパラ「ガレリアマウスパッド」

Surface Pro 2はタッチ操作可能なタブレット型PCなので、商談の際など、資料を相手に見やすくプレゼンすることが可能なうえ、オプションのカバー型キーボードを付ければクラムシェル型ノートと遜色ない使い勝手になる。1台2役、荷物を減らすのに貢献するアイテムだ。


なるべく軽く、各アイテムの重さを吟味

左:au「Windows Phone IS12T」、バッファロー「BSMPIS12TH」。右:Amazon「キンドルペーパーホワイト3G」+「専用レザーカバー」

 愛用スマートフォンは当然Windows Phone。メール着信から天気予報など、各種更新情報を表示するライブタイルをはじめ、Windows 8の新しいUIと同様のデザインを採用するのが特徴。「標準でOneDriveやOfficeを内蔵し、ビジネスにも便利です」(藤本さん)。

 読書がとにかく好きという藤本さんにとって、Kindle Paperwhiteは手放せない仕事道具同様に大切なアイテム。3G仕様なので気になった本はその場でどんどん購入。読む本がない状態が一番怖いとか。何冊でも持ち歩けるので、藤本さんにとってまさにうってつけのデバイスだ。

左:au「Wi-FI WALKER LTE」。右:ペンタックス「K-01」+「DA40mmF2.8XS」

 OneDrive にOneDrive Pro for Business などクラウドを多用するので、通信確保のためのWi-Fiルーターには『速いが広い』をアピールするauのLTEを選択。また、写真にはないが、主に同社Lyncなどでテレビ会議する際に利用するためのイヤフォンにはロジクール「Ultimate Ears MetroFi 220 MF220」をチョイスする。

 ペンタックス「K-01」はマーク・ニューソンのデザインが独特の雰囲気を醸し出しているミラーレス一眼。それに同じくニューソンデザインで、わずか9.2ミリ厚という“ビスケット”レンズを搭載するのが基本とのこと。「気になる風景などをスナップし、趣味の写真を楽しんでいます」(藤本さん)。

左:Microsoft「メガネふき」、「ボトルオープナー」、「Mini DisplayPort-VGAアダプター(Surface Pro)」、「Mini DisplayPort-HD AVアダプター(Surface Pro)」、「イーサネットアダプター」、エレコム「U3H-K402B」、バッファロー「BSCRD04U3 巻き取り式microUSBケーブル」、「折り畳み式USB」。右:POLLINI「カードケース」、播磨国総社射楯兵主神社のお守り

 プレゼンをしたり有線LANを使用するためのSurface Pro用ケーブルや、製品を披露する際にきれいにするためのクーニングクロスは必需品。栓抜きは「海外でビールを飲む際に大事」(藤本さん)。USB 3.0のハブとカードリーダーは軽さで選んだとのこと。

 学生時代にはじめてのイタリア旅行で手に入れたカードケースは藤本さんにとって大切な品。藤本さんの地元、播磨国総社のお守りは三ツ山大祭ゆかりものもの。黒田官兵衛勝守は現在大人気。

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