その日にやることを付せんに書いてディスプレイのわきに貼り付け、終わったらはがしていく――。これと同じような直感的な操作で、PC上でタスクを管理できるWebサービスが登場した。
その日にやることを付せんに書いてディスプレイのフレームやPCに貼り付け、終わったらはがしていく――。こんなふうに、その日のタスクを管理している人は案外多い。
しかし、このやり方だと、ふとした時にはがれてどこかにいってしまったり、急ぎのタスクを書き込もうとしたときに付せんやペンが見つからなくてアタフタしたり……ということもある。そこに登場したのが、付せんを使うのと同じような直感的な操作でタスクをWebブラウザ上で管理できる「Jooto」(ジョートー)だ。
使い方はいたって簡単。会社名や部署名、案件名をいれてボードを作り、画面上の「+」ボタンを押して「タスク名」のところに「やるべきこと」を書くだけ。これでPC上に「やること一覧」(タスク一覧)を作成できる。
ここで作成したタスクを、ドラッグ&ドロップ操作で「進行中」「完了」の枠に移せるのが便利なところ。メニューを開いて選んで……といった操作なしに使えるのでストレスフリーだ。
Jootoで作成したタスクは、普段使いのカレンダーなどでチェックすることもできる。クラウドストレージサービスのEvernoteや、Googleカレンダー、Mac OS向けカレンダーへのタスクの書き出しに対応しており、外出先などでいちいちJootoを立ち上げることなく、タスクと概要、締切日を確認することが可能だ(Evernoteはタスク名と概要のみ)。
なお、Jootoには、タスクの共有機能やコメント機能、データの添付機能などが用意され、複数メンバーで使うと効果的だ。タスクの進ちょくを確認しあったり、遅れ気味なタスクをサポートしたりと、仕事を効率よくすすめられそうだ。
Jootoは基本機能を無料で利用でき、作成できるプロジェクトボードの数やユーザー数、ストレージ容量などに応じて月額980円の「ベーシック」、月額5980円の「プロフェッショナル」を選べる。
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