Lunascape 5.1正式版を公開、LabsでTwitter/2ちゃんプラグインも
Lunascapeは、Webブラウザ「Lunascape5.1 正式版」を公開した。従来のバージョンに比べて起動速度が1.26倍になり、Geckoエンジンを最新のリビジョンに更新して安定性も向上したという。
Lunascapeは6月24日、Webブラウザ「Lunascape5.1 正式版」を公開した。Windows 2000/XP/Vista、Windows Server 2003/2008に対応。無料で利用できる。
Lunascape 5は、HTMLの描画エンジンとして、Internet Explorerなどに搭載されている「Trident」、Firefoxなどに搭載されている「Gecko」、SafariやGoogle Chromeに搭載されている「WebKit」の3つを搭載しているWebブラウザ。
Lunascapeによれば、Tridentで表示することを想定したWebページ数が最も多く、GeckoはJavaScriptの処理が、WebKitは画像などの描画が高速だという。ユーザーはタブのコンテキストメニューやステータスバーから描画エンジンを切り替えられ、特定のページを毎回同じエンジンで開くような設定もできる。
最新のバージョン5.1正式版では、従来版に比べて起動速度が1.26倍になり、Geckoエンジンを最新のリビジョンに更新して安定性も向上したという。また、サイドバーのドッキング機能や自動ハイド機能などを直感的に利用できるよう、ユーザーインタフェースも変更した。
Lunascapeでは同日、実験的なプロダクトを提供するWebサイト「LunaLabs」も公開し、プロダクト第1弾として「Twitterプラグイン」「2ちゃんねるプラグイン」を公開した。2ちゃんねるプラグインは再配布が可能なLGPLライセンスとして提供する。
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Lunascapeは、Webブラウザ「Lunascape5.0 正式版」を公開した。IEの「Trident」、Firefoxの「Gecko」、SafariやGoogle Chromeの「WebKit」といった3種類の描画エンジンを搭載。Geckoについては、独自技術で「特に高速化した」という。
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