Biz.ID視点の「DESIGNTIDE TOKYO」、見どころはここ!:DESIGNTIDE TOKYO 2009
東京ミッドタウンで開催している「DESIGNTIDE TOKYO 2009」。特にBiz.ID読者にオススメしたい作品を紹介しよう。
10月30日から開催している「DESIGNTIDE TOKYO 2009」。デザインに焦点を当てたインテリアや雑貨が集まっている。今回はBiz.IDがオススメする作品を6つ紹介しよう。
転がらない鉛筆
「コクヨデザインアワード2007」でグランプリを受賞した「紙キレ」などを手掛ける3-1designがデザインした鉛筆。一見普通の鉛筆だが、比重の異なる木材を使うことで、”起き上がりこぼし”のようになり転がらない。
ペンホルダー+しおり
こちらも3-1designがデザインしたペンホルダー。木皮や紙を丸めただけのシンプルなデザインだが、手帳などに挟んでおくことで、しおりの役目も果たす。3-1designでは「もともとあるものに少しだけ加工するデザイン」を目指しているという。
一見付せんに見えるけど……
一見、普通の付せんやコピー用紙に見える。実はデスク周りの小物を入れるケース。既製のメモパッドやA4用紙よりも一回り大きく作られているので、ケースの中からケースに似たメモパッドやA4用紙がでてくるような、しゃれの効いた使い方もできそうだ。デザイナーの中坊壮介さんがデザインした。
読みかけ用のブックスタンド
muteが提案するブックスタンド。途中まで読んだ本を、開いたままの状態でかけておける。本が落ちないように表面に厚めの塗装をほどこしている。ベッドサイドなどで活用できそうだ。
電源スイッチのようなUSBハブ
AMPがデザインした電源スイッチ型のUSBハブ。使わないときはスイッチを押してUSBポートを隠すことが可能で、ホコリも入らない。カラーは白と黒の2色を用意。ピアノの鍵盤のようにも見え、そのまま置いておいてもインテリアとして活用できるだろう。展示はモックのみ。
バッグになるブックカバー
1枚のプラスチックシートからできたブックカバー。コンセントやクローバーの模様は切り抜かれ、しおりとして使用できる。パタッと本を閉じて左右にロックをすると手提げカバンとなり、そのまま持ち運べる。「DESIGNTIDE TOKYO」のマイクロワークスブースでも販売しており、価格は1155円。
筆者も一目で気に入って、取材中に購入してしまった。ただ、素材がプラスチックなので注意しないとカバーを付けるときに本の表紙を傷つけてしまうこともあるようだ。
「DESIGNTIDE TOKYO」では、文具など普段使いなれたものも、デザイナーの斬新なアイデアでおもしろい製品に変わっている。今回紹介した以外にも興味深い作品がたくさんあるので、この機会にチェックしてみてほしい。
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