トンボから、再生紙でも強く発色する赤鉛筆:仕事耕具
トンボ鉛筆は、新入学を控えたこどもの保護者の要望を製品に取り入れた新しい文具シリーズ「ippo!(イッポ)」から、白色度の低い再生紙のノートや印刷物で強く発色する新しい赤芯を使用した赤鉛筆などを発売する。
トンボ鉛筆は、学童向け文具シリーズ「ippo!(イッポ)」として、「入学専用かきかた鉛筆」「スライド缶入色鉛筆」「丸つけ用赤えんぴつ2本パック」「丸つけ用赤青えんぴつ2本パック」「Wシャープナー」を12月下旬から順次発売する。
ippo!は、新入学を控えた子供の保護者の要望を反映した新しい文具シリーズ。「入学専用かきかた鉛筆」は長さ161ミリ、太さ7.8ミリで、一般の鉛筆より長さを15ミリ短くした。「小さい手で扱いやすいほどよい長さにし、軸の頭を丸く研磨(ラウンドエッジ)した安心デザインを採用た」(トンボ鉛筆)という。黒芯鉛筆11本、赤鉛筆1本の12本入りで、軸は六角、三角の2種、芯濃度はB、2Bの2種を用意。6種類の柄から選べる。価格は630円。
「スライド缶入色鉛筆」は、ふたがスライドするケースを採用した。スライド缶のフタは分離し、裏返して缶本体の下に敷くことが可能。「従来の缶のようにフタが本体の倍のスペースをとることがない」。フタに色帯(カラーバー)をプリントしており、色と色を合わせてかたづけると、最初の並び順が保てる。また11本ずつに名前書きスペースを、缶にも大きな名前欄を設けた。軸長176ミリ、軸径7.5ミリ。価格は12色が840円、24色が1680円。6種類の柄から選べる。
「丸つけ用赤えんぴつ2本パック」と「丸つけ用赤青えんぴつ2本パック」は、白色度の低い再生紙のノートや印刷物で強く発色する新しい赤芯を使用。学習机から転がりにくい六角軸を採用した。価格は各126円。
「Wシャープナー」はしんがシャープに削れる「えんぴつ用」と、ほどよく色しんをみがく「いろえんぴつ用」の角度の違う2通りの削りができるツインタイプの鉛筆削り器。サイズは43×30×21ミリと消しゴム大で、「筆箱で持ち歩ける」。ブルー、ピンク、グリーンの3色を用意、価格は各210円。
このほかトンボ鉛筆では、自然保護をテーマに展開している学童鉛筆・色鉛筆シリーズ「Hello Nature.(ハローネイチャー)」にチーター柄を追加。色鉛12色と、鉛筆B/2Bを用意、価格は630円〜840円。それぞれ4種類のデザインから選べる。
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