ニュース
複合機でオフィスのECO度をチェック――富士ゼロックス、環境負荷監視システム開発:仕事耕具
富士ゼロックスは1月20日、複合機の操作パネルで従業員の個別のCO2排出量を確認できる「SE-BizObjects 環境負荷監視システム 1.0」の提供を開始。管理者が照明やPCなどの電力情報をシステムに入力することで、オフィス全体のCO2排出量も併せて算出可能だ。
富士ゼロックスは1月20日、複合機の操作パネルで従業員の個別のCO2排出量を確認できる「SE-BizObjects 環境負荷監視システム 1.0」の提供を開始した。1サーバあたりの使用許諾料は10万2900円。このほか別途見積りの設計、構築、設置費用が必要となってくる。
従業員の個人別CO2排出量を見える化し、複合機(同社製ApeosPort-IV以降)の操作パネルに個人別「ECO度」を表示するというもの。ICカードを利用して複合機で認証した際に、操作パネルに「ECO診断」を表示する。部門内のECO度ランキングやCO2排出量、印刷用紙の利用枚数推移など、環境関連情報を表示できる。
管理者は、複合機やプリンタのCO2排出量だけでなく、照明やPCなどの電力情報をシステムに入力することで、オフィス全体のCO2排出量も併せて算出可能だ。
関連記事
- 操作パネルから直接印刷、スキャン文書をPDFに――キヤノンの複合機向けソフト
ハイパーギアは、キヤノン製デジタル複合機「imageRUNNERシリーズ」の操作パネルから、スキャンした文書のPDF変換などが行えるソフト「HGPscanMFP for MEAP」を発売する。 - エプソンがドキュメントスキャナのエントリーモデル、毎分25枚で4万円台中盤
エプソンは、A4ドキュメントスキャナ「ES-D200」を発売する。2009年12月に発売した「ES-D400」のエントリーモデル。A4用紙の読み取り速度は毎分25枚。 - 複合機のあの機能をワンクリックで――PCのウィジェットで簡単設定、リコーの「App2Me」
リコーは、デジタル複合機「imagio MPシリーズ」を活用するためのソリューション「App2Me(アップトゥミー)」を開始。PCから複合機の機能を利用するためのウィジェットを公開した。 - スマートフォンで“PCレス”プリントも――日本HP、A3/A4カラーレーザー2機種
日本HPは、Web管理ツールを搭載し、セキュリティ機能を強化したA3カラーレーザープリンタ「HP Color LaserJet Enterprise CP5525dn」、A4カラーレーザー複合機「HP Color LaserJet Enterprise CM4540 MFP」を12月下旬に発売。価格はそれぞれ38万6400円、59万6400円。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.