Facebook、Twitter、Google……Webサービスを絵文字で表現する:絵文字の技術
SNSやWebのクラウドサービスなしには生活できないくらい、こうしたサービスは私たちのライフスタイルやワークスタイルに深く根付いています。企画書やメモにもこうしたサービスを示すキーワードを書くことも多いのではないでしょうか? 今回は、ネットの主要サービスを絵文字で表現してみましょう。
Yahoo!JAPANなどのポータルサイト、電子メールやストレージなどのクラウドサービス、TwitterやFacebookなどのSNSは、毎日利用するWebサービスです。当然、絵文字を利用する頻度が高くなっていますので、主要なサービスについては描けるようにしておきましょう。
各サービスではショートカットやアイコン用の簡略的なロゴを提供していますので、絵文字でもそれを参考にするとよいでしょう。Twitterなら「t」マークや「鳥」マーク、Facebookであれば「f」マークだけでも十分伝えることができます。
「G」はGoogle。大文字で描きましょう。
YouTubeは「tube」のみ四角囲みです。あらためてロゴを見直してみましょう。
小文字の「t」は左へはみ出ていません。アルファベットの代わりにつぶやきバードのイメージも分かりやすいです。
小文字の「f」はアイコンのやや右よりに配置。親指を立てた「いいね!」ボタンのイメージも分かりやすいでしょう。
その他、有名どころをまとめて紹介しておきます。どうですか? 皆さんは、見ないで描けるでしょうか?
こうした絵文字を使って、一般的なクラウドサービスの利用概念図を描いてみましょう。クラウド(雲)につなげるだけで、インターネット上のさまざまなサービスが使えるようになるイメージです。
どうでしょう? うまく描けましたか? インターネットのクラウドサービスやSNSは、仕事やプライベートでも利用頻度がますます高くなってきます。当然、図解やメモでも使うことが増えると思いますので、これを機会に主要なサービスやインターネット関連のパーツについて、描けるようにしておくとよいでしょう。
集中連載『絵文字の技術』について
携帯メールなどでおなじみの「絵文字」をビジネスで役立たせよう! という新しいコンセプトのスキルアップ書です。
絵文字は、ノートやメモを書くという日常行為を楽しくさせ、「考える力」「伝える力」を伸ばします。物事の全体像を超ハイスピードでとらえ、ヌケ・モレなく、すっきり情報整理ができます。
仕事や勉強において「記録」は退屈極まりない作業ですが、絵文字を取り入れることで、すばらしい自己表現に変わります。絵心は一切不要です。誰でも、すぐに始められ、効果が体感できるはずです。
目次
- 第1章:ビジネス絵文字で3つの力を手に入れる
- 第2章:絵文字入門! ヒトの感情や動きを表す
- 第3章:ノート・メモが楽しくなる! 厳選絵文字を一気に紹介
- 第4章:絵心ゼロでも大丈夫! ニュースを絵文字で整理する
- 第5章:記号・略号を使いこなして、情報をよりシンプルに!
- 第6章:できる人がやっている「図」で考えるテクニック
- 第7章:実践! 9つの例題を絵文字メモにしてみよう
- 第8章:絵文字ノートを持ち歩こう!
著者紹介 永田豊志(ながた・とよし)
知的生産研究家、新規事業プロデューサー。ショーケース・ティービー取締役COO。
リクルートで新規事業開発を担当し、グループ会社のメディアファクトリーでは漫画やアニメ関連のコンテンツビジネスを立ち上げる。その後、デジタル業界に興味を持ち、デスクトップパブリッシングやコンピュータグラフィックスの専門誌創刊や、CGキャラクターの版権管理ビジネスなどを構築。2005年より企業のeマーケティング改善事業に特化した新会社、ショーケース・ティービーを共同設立。現在は、取締役最高執行責任者として新しいWebサービスの開発や経営に携わっている。
近著に『知的生産力が劇的に高まる最強フレームワーク100』『革新的なアイデアがザクザク生まれる発想フレームワーク55』(いずれもソフトバンククリエイティブ刊)、『頭がよくなる「図解思考」の技術』『プレゼンがうまい人の「図解思考」の技術』『ノート・手帳・メモが変わる絵文字の技術』(中経出版刊)がある。
連絡先: nagata@showcase-tv.com
Webサイト: www.showcase-tv.com
Twitterアカウント:@nagatameister
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