テキストの「コピペ」を極める便利ツール6選:3分LifeHacking(2/2 ページ)
普通の方法では選択できない文字列をコピーしたり、コピペの効率を上げるのに役立つソフトやTipsをまとめて紹介する。ソフトやサービスの操作手順を誰かに説明する場合や、エラーの内容を書き留めてヘルプを求める場合に便利だ。
画像に含まれているテキストをOCRで抽出してコピペする
完全に画像化してしまっていて前述の方法では対応できない場合、Googleドキュメントを使ってテキストデータを抽出するとよい。「Googleドキュメント」にはアップロードした画像を自動的にOCR処理するオプションを用意している。これを用いれば、テキストデータを容易に抽出できるのだ。
手順は非常にシンプルで、アップロードの際に表示するダイアログの中にある「PDF や画像ファイルからテキストを Google ドキュメントのドキュメントに変換する」にチェックを入れるだけ。アップロードが完了すると、画像の直下に抽出したテキストデータが貼りつけられているので、それをコピーすればよい。ちなみにEvernoteを使っても近いことができるが、精度および作業の手間を考慮するとGoogleドキュメントのほうがお薦めだ。
書式設定を省いてプレーンなテキストだけをコピペする
WordやExcel、PowerPointなどのOffice系ソフトで文字列をコピー&ペーストすると、書式設定もまとめてペーストしてしまう。スマートタグを使って書式設定を1つずつ削除するのが面倒なら、「テキペ」を用いればプレーンなテキストだけをペーストできるようになる。オフィス系ソフトからのコピーをする機会が多い人にお薦めだ。
文章のあちこちに散らばった単語をつなげてコピーする
1つの文書の中から複数の単語をコピーして別の文書に貼り付ける場合、何度もコピーとペーストを交互に繰り返すのは面倒だ。こうした場合「あっどくりっぷ」を使えば、コピーだけをまとめて行い、後でまとめて貼り付けられる。コピーした複数の単語間はスペースなどの区切り文字を入れたり、改行したりとさまざまなフォーマットで貼り付け可能だ。
関連記事
- LifeHack(ライフハック)
- 連続したコピペをまとめて行う
ほそぼそとしたコピー&ペーストを連続してしようとすると、画面を切り替えるだけでも手間が掛かる。コピーだけを連続して行い、あとでまとめて貼り付けることで作業効率がアップするソフトを紹介しよう。 - 更新があったファイルだけを別フォルダにワンクリックでコピーする
特定日付以降に更新されたファイルを、フォルダの中から効率よく抜き出してコピーできる、使い勝手に優れたツールを紹介しよう。 - ファイルコピーを速く安全にできるフリーソフト「KillCopy」(無料)
ファイル転送のスピードアップとセキュリティ対策を兼ね備えたフリーソフトを紹介します。 - 画像内の文字をコピー&ペーストする
資料をもらったら画像だった──。そんなときもあきらめず。無償の「クセロReader ZERO」を使えば、画像をPDFに変換してOCRをかけ、テキストデータを抜き出すことができる。 - Wgetでオンライン保管資料をローカルコピー
del.icio.usなどのオンラインサービスを使ってクリッピングした情報を、自分のHDDにコピーし、オフライン時でも利用できるようにする方法を解説。(Lifehacker) - 共有ドライブ内のファイルパスを一発で取得する
同僚にファイルを渡す場合などで、共有ドライブ内のファイルの置き場所を相手に伝えなくてはならない場合、このソフトを使うと便利だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.