散らかったタスクバーのための3つの整理術:3分LifeHacking
Windows 8はスタートメニューがなくなったとはいえ、タスクバーでアプリの管理ができるので、特に問題はありません。タスクバーを整理してよりパワフルに使えるハックを3つ紹介します。
Windows 8になりスタートメニューがなくなりました。とはいえ、タスクバーでアプリ管理ができるので、特に問題はありません。そんなタスクバーを整理してよりパワフルに使えるようにするハックを3つ紹介します。
セパレータを追加してタスクバースペースをグループ分け
タスクバー上のスペースをグループごとに分けておきたいなら、まず何かエクセルファイルを作り、ショートカットを作成。そこへ透明なアイコンを付与し、タスクバーに追加すればよいのです。ゲームをオフィス関連と分けたり、また、すぐに起動できるアプリケーションと時間がかかるものを分けることで効率的に作業に取り掛かれます。
Binsを使ってアプリケーションをまとめて収納
スペースが足りない場合、「Bins」という有償アプリケーション(米5ドル)を使うのも手です。Binsを使うと、1つのタスクバースクエアに複数のショートカットを収納できます。マウスオーバーすると拡張され、そこから必要なショートカットを選択できます。
マウスオーバーせずにクリックすると、ビンの中にある1番目に登録されているアプリケーションが開きます。前述のセパレータはカテゴリ分けを行うには最適でした。
Binsは使用頻度が少ないですが、クイックアクセスできるようにしておきたいアプリケーションの収納にぴったりです。音楽関連のショートカットを入れたビンの1番目に音楽プレーヤーを登録すれば、ビンの角をクリックすることで瞬時に起動できます。
他のショートカット(例えばSpotify)を起動させたい場合、ビンを拡張させ、選択。スタートメニューを使わずアプリケーションが起動できます。
フォルダやドキュメントを追加
アプリケーション以外のアイテム(フォルダやドキュメント)もタスクバー内でアクセスできるようにしましょう。既にジャンプリストでアイテムをタスクバーへ追加できますが、メニューの中に埋もれてしまいがちです。ここで紹介するハックを使えばメニューからアイテムを取り出し、メインタスクバーに配置できます。より簡単にアクセスできるようになるのです。
やり方は簡単。テキストファイルなどのダミーファイルを作成。ファイルの拡張子をEXEに変更します。そのファイルをタスクバーへドラッグして、タスクバーエントリーを作成。マウスオーバーし、ジャンプリストでファイル名を右クリックし、プロパティから指定したいファイルやフォルダへのパス名を入力(アイコンの変更も可能です)。作ったアイコンをクリックするとプロパティで指定したファイルやフォルダが立ち上がります。便利なのでつい頻繁に使ってしまいそうですが、やりすぎるとスペースがあっという間に埋まるのでご注意を。この作業の一部はBinsを使っても可能です。設定からタスクバーへファイルやフォルダを固定するオプションを探してみてください。
タスクバーのためのハックは他にもさまざまあります。本気でカスタマイズしたいのであればサードパーティー製のアプリケーションもありですが、アプリランチャーを使う、という手もなかなか有力ですね。見た目にこだわるなら、タスクバーアイコンのカスタマイズもお忘れなく!
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