神奈中ハイヤー、ジェーシービー、およびサクサは8月4日より、タクシーでの非接触ICを用いた汎用決済サービス「QUICPay」の本格運用を、関連会社を含めた全車でスタートする。
これにより利用者は、事前に「QUICPay」サービスに申し込み、手持ちのJCBカードを登録したおサイフケータイ「QUICPayモバイル」、もしくは非接触ICカード「QUICPayカード」のいずれかを利用して、タクシー内で乗車料金の決済が行える。
「QUICPay」は、2005年4月にJCBが開始した新決済サービスで、事前に電子バリューなどのチャージを行うことなく、後払い方式でクレジット決済を行うことができるシステム(2004年7月21日の記事参照)。今回の本格運用では、神奈中ハイヤー、二宮神奈中ハイヤー、神奈中サガミタクシー、神奈中ハイヤー横浜の保有する641車両での支払いが可能になる。
QUICPayで支払う場合、決済処理が1秒以内に完了、サインレスで利用できる。そのため利用者は、従来のクレジットカード支払いよりも決済が勘弁になる点がメリット。また、タクシー内での決済時間だけでなく、本社や営業所での集計作業が短縮されるため、タクシー事業者にとってもメリットは大きいという。
なお、タクシーでの非接触ICを用いたクレジットカード決済サービスの本格運用は、今回が国内初となる。
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