携帯買い換え価格は1万円台が43%――ネプロジャパン

» 2005年12月05日 17時03分 公開
[ITmedia]

 ネプロジャパンとネプロアイティは12月2日、毎月発行している3キャリア携帯コアユーザーアンケート調査「モバイルレポート」の新刊を発行した。

 11月10日と11日の両日、3キャリア対応サイト「ザ★懸賞」上で、「携帯電話の買い替え」をテーマにアンケートを実施した内容をまとめたもので、有効回答数は4345人。

 携帯電話の買い換えを考えているかという質問に対しては、「考えている/そのうち買い替えたい」が46パーセント、「考えている/すぐに買い替えたい」が17パーセントと、約6割のユーザーが買い換えを考えていることが分かった。

 現在使用している携帯電話をいつ買い換えたかについては、「約1年前」が33パーセント、「半年以上前」が26パーセント、「2〜3ヶ月前」が17パーセントと、2ヶ月から1年前に買い換えたという割合が多い。

 買い換えを考えるのは、「使用している携帯電話の老朽化が気になりだした時」が73パーセントと最多。「新機種が発売された時」が32パーセント、「携帯電話の値引き、値下がり時」が27パーセントなどが続き、老朽化した時に買い換える以外に、新機種の登場や値下げも要因となっていることが分かる。

 買い換え時には、「デザイン」を重視する人が76パーセント、「価格」が67パーセント、「ディスプレイの見やすさ」が60パーセントと上位を占めた。次いで「開発メーカーブランド名」44パーセント、「カメラ機能」40パーセント、「音楽機能」34パーセント、「テレビ視聴機能」13パーセント、「GPS機能」10パーセント、「オサイフ機能」8パーセントなど。機能よりもデザインやディスプレイの見やすさを重視するユーザーが多いことがうかがえる。

 買い換え時に支払った代金の平均は「1万〜1万5千円未満」が26パーセント、「5千〜1万円未満」が23パーセント、「1万5千〜2万円未満」が17パーセントと、1万前後から2万円までが比較的多い。

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