フルブラウザ「ibisBrowserDX」が新機能を搭載

» 2006年02月22日 07時08分 公開
[ITmedia]

 アイビスは2月21日、「ibisBrowserDX」を1.4.0にバージョンアップした。ibisBrowserDXは、アイビスが提供するFOMA 900i、901i、902iシリーズ用のタブ対応フルブラウザだ。開発情報をブログで公開しており、ユーザーからの要望や不具合情報を受け付けリアルタイムに改良を行っている。

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 新バージョンとなる1.4.0の主な特徴は、フォントサイズの設定機能やインラインフレーム(IFRAMEタグ)機能、Web上のQRコードからURLを読み取る機能を備えたことや、HTML部の圧縮率を上げて展開速度を向上したことなどが挙げられる。また、画像をより多く表示できるよう改善したほか、メモリエラーが発生する、スクラッチパッドが壊れるといった不具合を改善している。

 ibisBrowserDXの利用料は、月額315円または年額3000円。1日5ページまで閲覧できるお試しモードを用意しているので、購入前に使い勝手を確認できる。決済は「WebMoney」のほか、クレジットカードや「MobileEdy」でも行える。

 なおアイビスでは、ibisBrowserDXの機能を削減し、無料で使えるようにした「ibisBrowser」も提供中だ。タブ機能やショートカットキーの設定機能がないほか、お気に入りが15件しか登録できないなどの制限があるが、無料版は実行ファイルが30Kバイトと小さく、FOMA 700iおよび701iシリーズでも利用できる。

 同社では、今後もibisBrowserDXの機能強化を予定しており、対応タグを増やしてレイアウトの再現性を高めるほか、アプリの安定性の向上、CSS対応、RSS対応などを行っていく。

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