アルプス電気は5月23日、携帯電話用2メガピクセルカメラモジュール「FP85シリーズ」を開発し、本年6月上旬よりサンプル出荷を開始すると発表した。
従来、携帯電話用カメラモジュールは機能によって筐体サイズが異なったが、同社は8.5(幅)×8.5(奥行き)×6.1(高さ)ミリという同じサイズで、固定焦点、マクロ機能付き、オートフォーカスの3種のカメラモジュールを開発した。
また、カメラモジュールの主要部品であるレンズとして、薄形かつ小形の高精度非球面プラスチックレンズを開発。レンズの移動を行うアクチュエータには、マクロ機能ではボイスコイル方式、オートフォーカス機能ではピエゾ方式をそれぞれに使用することで、それぞれの焦点機能を最大限に引き出すことが可能になると言う。
サンプル価格は固定焦点が1万500円、マクロ機能付きが1万5750円、オートフォーカスが2万1000円。
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