ワンセグ携帯ユーザーが、最も視聴している番組のジャンルは?

» 2006年06月07日 19時48分 公開
[ITmedia]

 マクロミルは6月5日、「ワンセグ放送利用状況調査」の結果を発表した。5月19日から同20日まで、関東、中部、近畿地方在住の15歳以上のワンセグ放送対応の携帯電話所有者を対象に調査したもので、有効回答数は309名。

 ワンセグ放送の視聴頻度については、「週に2〜3日」が26パーセントで最多となっており、次に「ほぼ毎日」が21パーセントで続いた。「週に2〜3日以上」視聴している人は6割、1日あたりの視聴時間は30分未満の人が約6割。視聴時間が短いのは、バッテリーの持ち時間の問題や、通勤途中などの合間に利用しているためだと推測されている。

平日は通勤時間帯の利用が増える

 ワンセグ放送の視聴は、平日「18〜21時」が41パーセントで最も高く、次に「21〜24時」が33パーセント。休日では「18〜21時」「21〜24時」がいずれも31パーセントで最も高い時間帯となっている。なお、平日「6〜9時」「18〜21時」は通勤時間帯となるため、休日に比べ視聴の割合が高い。

 視聴場所は「電車、バスなど公共交通機関」が50パーセントでトップ、次いで「自宅」が43パーセント、「会社・学校」が32パーセントと並んだ。視聴している番組のジャンルは、「ニュース・報道番組」が圧倒的に高く76パーセント。次いで「バラエティ番組」が36パーセント、「スポーツ番組」が35パーセント。

6割以上のユーザーがワンセグ放送に満足

 携帯電話のワンセグ放送に満足している人の割合は62パーセント、不満を感じている人の割合は19パーセントだった。ワンセグ放送対応にしたいとする意見は、「そう思う」と「どちらかといえばそう思う」を合わせて8割近くとなった。

 なおワンセグ携帯で、2006年サッカーワールドカップドイツ大会を視聴するかどうかをたずねたところ、「必ず見る」が11パーセント、「おそらく見ると思う」が39パーセントとなり、合わせて50パーセントの人が視聴意向を示しているという。

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