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ドコモの「電話帳お預かりサービス」、NetFront Sync Clientで実現
ドコモが902iSシリーズで導入した「電話帳お預かりサービス」は、ACCESSのNetFront Sync Clientによって実現されている。
ACCESSは6月29日、同社が提供している情報家電向けの個人情報データ同期クライアントソフトウェア「NetFront Sync Client」が、ドコモの902iSシリーズ5機種すべてに採用されたと発表した。
902iSシリーズから新たに提供された「電話帳お預かりサービス」(5月11日の記事参照)が、NetFront Sync Clientを利用している。電話帳お預かりサービスは、月額利用料105円で電話帳やメール、画像などのデータをネットワーク上にあるドコモのお預かりセンターにバックアップしておける機能。端末紛失時や機種変更時などに、サーバから簡単にデータが復元できる。
このバックアップと復元の機能を、OMA SyncML DS v1.1.2およびv1.2に準拠したNetFront Sync Clientが担っている。電話帳お預かりサービスとNetFront Sync Clientは、今後登場するFOMA端末にも順次提供される予定だ。
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