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「810SH」と「811SH」、国際ローミング時に不要なパケット通信を行う不具合──ソフト更新で対応

ソフトバンクモバイルは2月5日、「810SH」「811SH」の両機種で「お天気アイコン」を利用していると、海外で意図しないパケット通信が行われる不具合があると発表。ソフトウェア更新を実施する。

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 ソフトバンクモバイルは2月5日、シャープ製の3G端末「810SH」と「811SH」で、「S!キャスト」登録ユーザーに提供されている「お天気アイコン」サービスの更新設定をオンにしていると、国際ローミング中にもパケット通信が発生する不具合があると発表した。ソフトウェア更新を実施して修正する。対象台数は約39万台(810SH:21万7575台、811SH:17万4276台)だが、実際に影響があった可能性があるS!キャスト登録ユーザーはそのうち約9500人。

 お天気アイコンは、対応端末でS!キャストに登録しているユーザーに対し、1日3回端末がある場所近辺の天気予報を配信するサービス。海外ではお天気アイコンは利用できないが、更新設定をオンにしたまま、海外で国際ローミングを利用した場合、情報を自動更新するためにパケット通信を行い、不要な料金が発生する。料金は地域によって異なるが、米国や中国、台湾、韓国などでは1回あたり105円かかるという。

 ソフトウェアの更新を行えば、2月5日以降は海外でお天気アイコンの自動取得をしなくなる。更新にかかる費用は無料。なおこの現象により発生したパケット通信料は、準備が整い次第該当者に返還する。

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