ニュース 2002年7月24日 01:42 AM 更新

TTNet、アバターコミュニケーションポータル「Cafesta」を発表

また1つ、3Dアバターを使うコミュニケーションサービスが誕生した。東京通信ネットワークの「Cafesta」は、韓国サイトの要素を取り込みつつ、日本独自の視点を加えて利用者の拡大を狙う

 東京通信ネットワーク(TTNet)は7月24日、アバター(化身)を使ったオンラインコミュニケーションポータル「Cafesta」をオープンした。この分野で人気の高い韓国サイトの要素を取り込みつつ、独自のアバターデザインなど、日本の市場に合わせたサービスで利用者の拡大を狙う。Cafestaの利用料金は無料。2003年3月までに40万人の加入を見込んでいるという。


オンラインコミュニケーションポータル「Cafesta」

 登録ユーザーはまず、自分のアバターを決めてカスタマイズする。髪型や服装(上下がコーディネート済み)、着ぐるみなどが用意されており、これをサイト内で通用する電子マネー「カフェスタキャッシュ」で購入する。


アバターのデザインは、国内のデザイナーに依頼した。「日本人と韓国人では、絵柄の好みが違う。そのまま持ってきても受け入れられない」(同社)。

 カフェスタキャッシュは、1ポイントあたり1円の価値があり、ユーザーはプリペイド形式で事前にサイバーキャッシュを購入しておく必要があり、決済にはTTNetの小額課金サービスを使用する。決済方法は、ISP料金への上乗せ、もしくはクレジットカード。また、サイトのログイン回数やイベント参加などによって付与される「カフェスタポイント」を購入に充てることも可能だ。

 Cafestaで提供するコミュニケーションツールは、音声やビデオが使える独自のメッセンジャー、アバターチャット、仲間内のコミュニケーションに利用するサークルなど10種類余り(下記、Macの場合はメッセンジャーなど一部機能を利用できない)。これらがTTNetのシステム上で統合されており、自由にツール間を移動しつつ、オンライン状態の仲間を呼び出すといったことが可能だ。また、独自のメールアドレスやホームページを作成できるサービスも盛り込まれている。

  • カフェスタメール:署名部分にアバターの画像を添付できるHTMLメール。無料登録でメールアドレス(×××@cafesta.com)を取得できる。サービスは8月6日より
  • アバターチャット:複数ユーザーが参加可能なテキストチャット。文字を入力すると、アバターがフキダシで会話する
  • メッセージ:友達と手軽にメッセージを送受信できるテキストチャット。メッセージを受け取ると、ウインドウがポップアップしてチャット開始
  • サークル:同じ趣味や目的を持つユーザー同士を集め、サークルを作ることができるグループウェアサービス。掲示板、チャット、スケジューラといった機能にくわえ、画像を共有できる「フォトアルバム」、メンバー投票機能などがある
  • カフェスタメッセンジャー:文字、音声、画像のチャットも可能なメッセンジャー。仲間(登録したユーザー)の接続状況を確認し、メッセージを送ることができる。自分の所属サークルやホームページへも一発接続
  • ホームページプラザ:Cafestaに登録すると自分のアバターを表示したホームページを作成できる。掲示板やチャット、日記帳などのテンプレートが用意されている。また、ログの解析も可能
  • フレンドサーチ:趣味、仕事、年齢、性別、地域などの条件でユーザーを検索
  • マイカフェスタ:個々のユーザーが持つ専用ページ。ともだちリストやメールなど、整理しておきたい情報をまとめて表示


アバターチャットの画面。カラオケボックスを背景に合コン中


カフェスタメッセンジャーのビデオチャット。ビデオ画面はアバターで代用することも可

 TTNetでは、アバターのアイテム販売や企業広告などを収益源とする考え。また、「オンライン写真集」や各種のニュースなど、コンテンツサービスも併せて提供する方針だ。

 Cafestaでは、利用者の分身となるアバターをサイト内だけでなく、インターネット上の分身キャラクターとして利用できる点が特徴だ。8月6日にはアバターを添付できるHTMLメール「カフェスタメール」のサービスを提供するほか、8月中旬からはグリーティングカードサービスなども開始。このほか、携帯電話のメールなどと連携する機能も検討中だという。


TTNet、営業企画部コンテンツ開発グループの日野富夫課長

 同社営業企画部コンテンツ開発グループの日野富夫課長は、「(韓国の)Sayclubなどと異なり、アバターの利用はサイト内に止まらない。メールやカードにアバターを添付させられるほか、将来的には携帯電話との連携など、外部にアバターを持ち出せる点が差別化のポイントだ」と独自色を強調した。

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[芹澤隆徳, ITmedia]

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