リビング+:ニュース 2003/08/18 20:36:00 更新

Living Plus Weekly Top10(8月10日〜8月16日)
続:24Mbpsの「その先へ」〜 上りだって高速化したい

ADSLで、上り帯域を増やしたいユーザーも多いのではないだろうか。米Centilliumの「エクステンデッドアップストリーム」(MAX-US)は、上り最大3Mbpsを実現する技術だ。

Living Plus Weekly Top10 8月10日〜8月16日

1位 PCユーザーには最適のビデオレコーダー「AX20」、でも音楽サーバは機能不足?
2位 24Mbpsの「その先」へ〜
3位 Yahoo!BB、296万回線に 〜決算も発表、その中身は
4位 韓国の小学生は、夏休みの宿題を「秒殺」する?
5位 出会い系チャットの現場へ潜入
6位 Googleがサーチエンジンじゃなくて電卓に!?
7位 AV機器としては荒削り、だが軽快さと便利さが嬉しい「MediaWiz」
8位 ナイキのCMは、なぜあんなにカッコイイのだろうか
9位 徐々に盛り上がる“IT”鈴鹿8耐。ウェアラブルPCを使うピットクルーも登場!
10位 アッカ、26Mbpsサービスにてリンク速度が想定に満たない場合があると公表

 先週のトップは、ビデオレコーダー「AX20」の記事。リビングプラスでは、ホームネットワーク機器のレビューに力を入れているが、ここに期待するユーザーは多いのだろう。

 2位には、ADSLの新技術「ハイビットローディング」を紹介する記事が入った。たとえば、米Centillium Communicationsが開発した技術群、「eXtremeDSL MAX」のうち、「MAX-HBL」がハイビットローディング対応技術だ。

 ところで、「eXtremeDSL MAX」にはほかにも注目すべき技術が多い。上り伝送速度を最大3Mbpsまで向上させる「エクステンデッドアップストリーム」(MAX-US)は、上りに利用する帯域を拡張しようというものだ。

Photo

再掲:ADSLの仕組み

 現状、8Mbps ADSLでは26KHz〜138KHzを上りに使用している。しかしこの上限を276KHzにすれば、その分だけ通信速度は向上する。ほかに、VDSLで利用する1.1MHz〜12MHz帯のうち、VDSLの上りに使われる「3.75MHz〜5.2MHz帯」をADSLの上りに使っては、という提案もあるようだ。

 もっとも、この技術もハイビットローディング同様、現時点で規格が固まっていないため、実用化できていない。双方向通信を行うアプリケーションを利用し、より高速な上り通信環境を求めるユーザーも多いだろうが、もうしばらくの辛抱が必要だ。

[杉浦正武,ITmedia]



モバイルショップ

最新CPU搭載パソコンはドスパラで!!
第3世代インテルCoreプロセッサー搭載PC ドスパラはスピード出荷でお届けします!!

最新スペック搭載ゲームパソコン
高性能でゲームが快適なのは
ドスパラゲームパソコンガレリア!