ANA航空機で実際に使われていたピトー管や操縦桿、自宅にいかが 公式ECサイトで販売

» 2015年09月25日 18時02分 公開
[ITmedia]

 全日空(ANA)の航空機で実際に使われていたピトー管や操縦桿などがANA公式ECサイトで10月1日から順次販売される。整備の際に取り下ろされた部品をコレクショングッズとして加工した。お値段はなかなかのものだが、「その航空機が刻んだ時間をご自宅で感じていただけるのではないでしょうか」。

photo 販売される操縦桿。機体番号や総飛行時間などが入ったプレートなどが付属する

 販売するのは、ボーイング737-500/700機とエアバスA320機に装備されていたピトー管 5種類計10点、A320機のジェットエンジンファンブレード、ボーイング767-300の操縦桿 4点。それぞれ専用のスタンドやケースとともに販売される。

 ピトー管は飛行中の気流圧を計測するために機種や垂直尾翼に取り付けられているもの。ジェットエンジンファンブレードはチタン製で、ブレードだけで重さは3キロある。操縦桿は約25年運行してきた「JA8291」の機長と副操縦士のものなど。

 価格はピトー管が19万8000円、ジェットエンジンファンブレードが29万8000円、操縦桿が76万7000円。それぞれ数に限りがあるため、「ANAショッピング A-style」での抽選販売となる。受け付けは10月1日から順次行う。

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