使用期限切れの鶏肉を提供した問題の余波などで、日本マクドナルドホールディングスの業績が低迷しているが、マクドナルドを利用している人はどのくらい減少しているのだろうか。全国の男女に、直近1年以内に最も利用したファストフード店を聞いたところ「マクドナルド」(59.0%)と答えた人が最も多かったが、2013年に行った調査と比べ17.8ポイント減少していることが、マイボイスコムの調査で分かった。
2位の「ミスタードーナツ」(15.8%)は、前回調査と比べて4.6ポイントの増加。3位の「ケンタッキーフライドチキン」(13.5%)も同5.3ポイント増、4位の「モスバーガー」(12.8%)も同3.2ポイント増加するなど、同じファストフード業態で“明暗”がくっきり分かれた格好だ。
最も好きなファストフード店を聞いたところ「モスバーガー」(24.6%)がトップ。前回トップだった「マクドナルド」(18.3%)は前回調査から11.6ポイント減少し、2位に沈んだ。
マクドナルドを利用している人が減少している結果となったが、ファストフードの利用頻度に変化は出ているのだろうか。1年前と比べて利用頻度を聞いたところ「増えた(ややを含む)」と答えたのは5.4%にとどまり、「減った(ややを含む)」は39.0%。前回調査と比べ、減った人の割合は16.5ポイント増加している。
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