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2015年、転職して年収がアップした人はどのくらいいるの? (1/2 ページ)

» 2015年12月21日 16時29分 公開
[ITmedia]

 2012年以降、転職希望者が獲得する内定社数は年々増えていることが、パソナキャリアカンパニーの調査で明らかになった。転職時期別の状況をみると、2012年の内定社数は1.48社、2013年が1.55社、2014年が1.71社、2015年が1.76社と年々増加している。

転職希望者が獲得する内定社数は年々増加(出典:パソナキャリアカンパニー)

 2015年は、2014年より応募している社数は減ったものの(9.87社→7.44社)、内定社数は増えている。このことから、「転職市場が転職希望者にとってますます有利な状況がうかがえる」(パソナキャリアカンパニー)。また、内定社数の推移を年代別にみると、特に30代後半(35〜39歳)で高く増加しており、2015年は2.11社から内定を獲得していることが分かった。経験豊富なミドル層への採用意欲が高まっているようだ。

年代別の内定社数の推移(出典:パソナキャリアカンパニー)

転職をして満足している人

 転職をして満足している人はどのくらいいるのだろうか。「大変満足」が20.3%、「まあ満足」が54.3%で、合計74.6%が「満足」という結果に。

 転職をした時期別に見てみると、2015年に転職をした人の「大変満足」が23.7%と高いのに対し、2012年は同13.8%と低い。また、転職の満足度別に、転職を成功させるうえで最も大切だと思うことを聞いたところ、転職の満足度が高い人ほど「自己分析」が大切と回答した。「転職を成功させるためには、『なぜ転職するのか』『何がしたいのか』など転職の軸をはっきりさせることが重要であることがうかがえた」(同)

転職の満足度と年収(出典:パソナキャリアカンパニー)
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