就職・転職のためのリサーチサイトを運営しているヴォーカーズは1月13日、社員が選ぶ「働きがいのある企業ランキング 2016」を発表した。このランキングは、2014年7月1日から2015年12月31日にサイト「Vorkers」に投稿された「職場環境に関する評価点」を集計したもの。
働きがいのある企業として1位に選ばれたのは、3年連続で「プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&G)」。社員からは「トレーニングがすばらしく、業務を任せる文化がある。PVP(Purpose、Values、Principles)という会社の目的、価値観をまとめたものがあり、10万人近くいる社員の方向性を求めている」(男性、在籍15〜20年)、「個人個人がリーダーシップを発揮しろという、トップからの明確なメッセージがある。非常にモラルの高い社員が多い」(女性、在籍5〜10年)といったコメントがあった。
2位は「マッキンゼー・アンド・カンパニー」がランクイン。「クライアント第一主義が会社全体としての原則であり、とにかく価値・クライアントバリューを最大化することが会社としての大きな目的になっている。一方で同程度の重要な価値として社員を育てるというものがあり、クライアントに対しての価値を担保している限りにおいて社員を成長させるような機会提供は全く惜しまれない」(男性、在籍3〜5年)などの声があった。
3位は「グーグル」。「各職種の担当領域は明確に定義されているが、その範囲内での自由度は極めて高い。また、成果を祝う文化やイベントなどが多数用意されている。社員の企画による勉強会なども多数用意されている」(男性、在籍3年未満)といったコメントがあった。
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