184日間の会期中に約2600万人が来場し、10月13日に閉幕した大阪・関西万博。日本国際博覧会協会によると、運営収支は最大280億円の黒字になる見通しだ。
なかでも、公式キャラクター「ミャクミャク」の人気は絶大で、売上増に大いに貢献。公式ライセンス商品の売り上げは8月末時点で約800億円に上る。
ミズノが2025年2月に一般発売した「THE MIZUNO ENERZY (ザ ミズノエナジー) OSAKA EXPO2025」(以下、ミャクミャクスニーカー)(3万800円)も、“履けるミャクミャク”として話題に(関連記事)。何度も再販されるほどの人気で、合計約8000足を販売した(現在は販売終了)。
そして、世間のミャクミャク熱が冷めやらぬ中、ミズノは「黒ミャクミャク」をモチーフにした新モデル(3万800円)を販売。2025足限定で、11月13日に同社の公式オンラインストアで売り出すと、わずか2時間で完売。この反響を受け、1週間限定で受注生産を受け付けた(現在は販売終了)。
ヒット製品開発の舞台裏をミズノ ライフ&ヘルスマーケティング部 課長の杉浦里佳氏に聞いた。
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