現在の日本のハンバーガー市場は、従来からの「マクドナルド」や「ロッテリア」、「モスバーガー」といったファストフードチェーンに加えて、昨年7月に1号店を東京・自由が丘に開業した「Bareburger(ベアバーガー)」やシェイクシャックなど海外の高価格帯店が増えており、市場の広がりを見せている。
そうした中でカールスジュニアは主力商品のシックバーガーが単品で850〜1220円と高価格だが、「日本の消費者のニーズは確実に多様化しており、十分に勝機はある」(CKE幹部)ようだ。
具体的な施策として、カールスジュニアは、肉をはじめとした素材に対するこだわりや店内で手作り調理するという品質面、カウンターで注文を受けて、でき上がった商品を顧客のテーブルまで届けるというサービス面などで他社との差別化を図っていく。
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