熊本地震の取材をしていた関西テレビの中継車が給油時に割り込んだ問題をめぐり、仙台放送の関連会社の社員が、関テレを擁護する虚偽のツイートを投稿していたとして、仙台放送は4月19日、「報道機関に携わる者としてあってはならない行為」と謝罪した。
関連会社の社員は17日午後、関テレ中継車について「自分たちの燃料をドラム缶などで持ち込んで来ていて、危険物の管理をGSにお願いしている」などと擁護する内容を自身のTwitterに投稿。だが関テレはその後、中継車の割り込みについて謝罪していた。
仙台放送が、関連会社の社員に聞き取り調査をしたところ、投稿内容が虚偽だったことが分かったという。虚偽の投稿した社員は「(関西テレビの中継車が)そんなことをするはずがないと思い、ついこのような投稿をしてしまった」と説明しているという。
同社は「報道機関に携わる者として、あまりに軽率であり、あってはならない行為」と謝罪し、関連会社を含めスタッフ教育を徹底するとしている。
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