JR東日本は5月10日、クルーズトレイン「四季島」の運行開始を2017年5月1日に決めたと発表した。3泊4日で北海道などを巡るコースなどを用意し、最高で1人95万円のぜいたくな旅が楽しめる。
クルーズトレインは手厚いサービスが付いた豪華な列車で観光地などをめぐるもので、欧州のオリエント急行が有名。日本ではJR九州が「ななつ星in九州」を13年から運行している。
「四季島」はJR東が新造する豪華列車。第1弾の17年5月・6月は3泊4日コースと1泊2日コースを用意する。
3泊4日コースは上野を出発し、初日は日光を観光。2日目には北海道に移動し道内で宿泊。3日目は新函館北斗から、青森県に移り、三内丸山遺跡などを観光する「縄文コース」と、海岸線を貸し切り列車で楽しむ「五能線コース」に分かれ、弘前駅で合流。東北、新潟を経て4日目の夕方に上野に到着する。
1泊2日コースは上野を出て山梨県、長野県、福島県などを巡る。途中立ち寄る篠ノ井線の姨捨駅には、夜景が楽しめるというバーを新たに設置する。
全て旅行会社による旅行商品として販売し、同社グループのびゅうトラベルサービスが販売する分は、3泊4日コースがスイート(2人1室)1人当たり75万〜77万円、デラックススイート(同)が同90万円、「四季島スイート」(同)が同95万円。1泊2日コースはスイートが同32万円、デラックススイートが40万円、四季島スイートが45万円。
10日から申し込みを受け付け、申し込み多数の場合は抽選になる。
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