30歳で年収1000万円を狙える企業はどこ?

» 2016年09月13日 13時56分 公開
[ITmedia]

 就職・転職のための企業リサーチサイトを運営するヴォーカーズは9月13日、「30歳で年収1000万円を狙える企業」を発表した。サイトに寄せられた社員クチコミの中から30歳で年収1000万円を狙える企業をピックアップ。業界別でみると、広告からは「電通」と「博報堂」の社名が並んだ。電通で働いている人からは「(電通は)『給与がよい』と言われているが、その大部分が残業代によって構成されている。平均で月に50時間、多い月で120時間以上残業する月もある」(新卒入社9年目、営業職、年収1080万円)といったコメントがあった。

 テレビ局からは「朝日放送」「関西テレビ放送」「テレビ朝日」「日本テレビ放送網」「フジテレビジョン」の社名がランクイン。日本テレビで働いている人からは「30代前半で1000万円くらい。住宅手当などはないが、よく分からない手当がたまにもらえる。制作現場で残業している人はものすごい給料をもらっていると思う」(編成、女性)というクチコミがあった。

残業の多さと給料が比例する? テレビ局(出典:ヴォーカーズ)

 このほか、総合商社からは「伊藤忠商事」「住友商事」「丸紅」「三井物産」「三菱商事」、銀行・保険からは「東京海上日動火災保険」「みずほ銀行」「三井住友銀行」「三菱東京UFJ銀行」、投資・証券からは「ゴールドマン・サックス」「GCA サヴィアン」「日本M&Aセンター」「野村證券」「メリルリンチ日本証券」の社名が並んだ。

 IT企業からは「グーグル」「シスコシステムズ」。グーグルで働いている人からは「恵まれすぎている福利厚生を考えると非常によい」(営業、男性、29歳、年収1000万円)といったコメントがあった。メーカーからは「キーエンス」「P&G」、シンクタンク・コンサルティングからは「アクセンチュア」「野村総合研究所」「ボストンコンサルティンググループ」「マッキンゼー・アンド・カンパニー日本支社」の社名があった。マッキンゼーで働いてる人からは「他業界と比べても、コンサルティング業界の中でも高い水準にある。パートナーまでいけば数千万円は固いが、なかなかそこまで残れる人はいない」(男性、30歳、年収1000万円以上)

(出典:ヴォーカーズ)

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