帝国データバンクによると、ジュエリーや時計などの卸売りを手がけた平和堂貿易(東京都港区)が10月3日、東京地裁から破産手続き開始決定を受けた。負債総額は約7億円。
1956年に設立され、「クィーン」ブランドの宝飾品などを販売。80年代にはテレビのクイズ番組やバラエティー番組でスイス製腕時計「テクノス」などを提供していたことでも知られる。
2002年9月期には約54億円の売上高を計上していたが、リーマンショック以降は高額品の販売不振が続いた。15年9月期の売上高は約11億5400万円に落ち込み、5期連続の最終赤字に陥っていたという。
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