ファナックは10月11日、製造現場などで使われる産業用ロボットの生産能力を来年4月から引き上げ、現状の月産5000台を同6000台に増強すると発表した。急増する需要に対応する。
筑波工場の「ロボドリル」(小型切削加工機)製造エリアを集約し、一部を転用してロボット製造エリアを確保する。設備投資は約8億円を見込む。今期の業績への影響は軽微だとしている。
同社は72年に設立。これまでに数多くの産業用ロボットの開発を手掛け、昨年11月時点で累計40万台を生産している。
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