ゼンショーホールディングスは10月18日、群馬県などで食品スーパーを展開するフジタコーポレーション(群馬県太田市)を11月21日付で買収すると発表した。食品小売り事業のさらなる拡大を狙う。
食品小売り事業を統括する中間持ち株会社・日本リテールホールディングスを通じ、124億円で株式の97.1%を取得する。
フジタコーポレーションは群馬県を中心に食品スーパー「フジマート」「アバンセ」「マルシェ」など計44店舗を展開。ゼンショーは2012年にマルヤを買収して食品小売りに参入し、現在、関東圏を中心に「マルヤ」「マルエイ」「尾張屋」など約100店を展開している。
今回の買収で店舗網を強化することで「食材調達、物流、店舗運営などの各分野において相乗効果が期待できる」として収益拡大を狙う。
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