手書きでもコピーでも、写真がプリクラのシールでも、何らかの職に就くときは履歴書が必要になる。一般的な履歴書はコンビニや文具店などで購入できるが、どこで買ってもメーカーが違っても、その形式に大差はない。履歴書の大半は、住所、氏名、学歴、職歴、志望動機などを記入するお決まりの形がある。
採用の枠がアルバイトでも社員でも、飛び込みで採用面接をやることはまずない。ほとんどの場合、雇用側に連絡して面接の日時を決めるという手順が一般的だ。
筆者が疑問に思うのは、世の中にはさまざまな職業があって面接で聞きたいこともそれぞれ違うはずなのに、同じ形式の履歴書の提出を求められていることだ。
筆者がコンビニオーナーだったころ、アルバイト採用の可否に履歴書の内容が直接結び付くことはなかった。履歴書は受け取っていたが、面接前に独自のフォーマットに改めて必要事項を記入してもらっていた。応募者にとっては二度手間になるが、こちらが知りたいことを書いてもらったほうが有意義な面接ができると考えていた。
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